★ 検定時の個体数について ★

1176. 検定時の個体数について 蛍川 2003/11/29 (土) 18:42
└1178. Re: 検定時の個体数について 青木繁伸 2003/11/29 (土) 18:56
 └1186. Re^2: 検定時の個体数について 蛍川 2003/11/30 (日) 17:04


1176. 検定時の個体数について 蛍川  2003/11/29 (土) 18:42
はじめまして。
私は大学で自然科学について勉強をしています。
先日,検定時にふと疑問に思う事がありましたので,ご教授をいただければ幸いです。

あるN個の個体が,n個のグループA,B,C...に分かれることがわかっています。そしてそれらグループごとの平均値などの代表値a,b,c..を,x軸が時間軸,もしくは距離軸などのグラフに表示します。
今回,それらの回帰直線などを引いたときの相関係数から,その回帰直線の検定を行おうと思うのですが,検定の際の個体数は,Nを用いるのか,それともグループ数nを用いるべきなのか,どちらなのか教えて頂きたく思います。
駄文長文失礼しました。

     [このページのトップへ]


1178. Re: 検定時の個体数について 青木繁伸  2003/11/29 (土) 18:56
どちらが正しいかは,次のように考えるとわかるのではないでしょうか。

n を使うとすると,それぞれのグループにいくつのデータがあっても無視されてしまいますね。それはまずいでしょう。だって,1グループに5つのデータしかなくても,500個くらいあっても同じに扱われるなら,だれも500個もデータを集めようとはしないでしょう。

グラフに表したときも,各群2個ずつのデータがあるときと,20個くらいデータがあるときは,見る人は後者の結果を重視するでしょう?
一方,代表値(平均値など)しか表示していないと,一つの点がいくつのデータを代表しているのかわかりませんね。

     [このページのトップへ]


1186. Re^2: 検定時の個体数について 蛍川  2003/11/30 (日) 17:04
>青木繁伸先生
早速の返信ありがとうございます。

グループの代表値がどういった個体数から構成されているか,の証明の意味も含めて,つまりグループごとの代表値の確からしさの証明の観点からも,検定では全体の個体数:Nを用いることのほうが正しい,ということですよね。


もし間違った解釈をしていたら,またご指摘ください。
ありがとうございました。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 026 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る