★ 2×2の二元配置分散分析後の解析について ★

1156. 2×2の二元配置分散分析後の解析について トマト 2003/11/28 (金) 13:53
└1167. Re: 2×2の二元配置分散分析後の解析について DISIR 2003/11/28 (金) 23:01


1156. 2×2の二元配置分散分析後の解析について トマト  2003/11/28 (金) 13:53
男女それぞれ,薬物投与群・非投与群に分け,男女により薬物の効き方に性差があるかどうかを解析したいです。
2×2の二元配置分散分析を使うことは分かったのですが,以下の疑問があります。


・単純主効果の比較方法について
男女ごとに薬効を比較する場合(あるいは非投与群で男女差を見比較する場合),2×2ならt検定のような二群間の比較検定法を用いれば良いのでしょうか?
また,この時,男女ともに薬効について有意差がついた場合,やはり性別における薬効の”大小”の証拠は分からないですよね。
交互作用が有意になった時点で,男女で薬効の差を(数字の大小で)比較して「性別でどちらがより効果が大きい」という議論をするべきなのでしょうか?


・交互作用に有意差がなく,主効果にのみ差があったときについて
薬物を投与するので,投与という要因に有意差が付くことがありあます。
ここから言えるのは,
「(男女関わらず)薬効がある」
ということだけなのでしょうか?
この後,男女別に薬効の有無を検定し(t検定?),性別による薬効の比較をするのは間違いでしょうか?


宜しくお願い致します。

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1167. Re: 2×2の二元配置分散分析後の解析について DISIR  2003/11/28 (金) 23:01
二元配置分散分析を
「(性別)+(薬剤)+(性別×薬剤)+(誤差)」
というモデルで行ったのであれば,性別,薬剤は2水準なのですから解釈は図を書けば,容易に理解できるはずだと思います。
交互作用項が有意でないのであれば,2つの主効果のそれぞれについての検定結果と効果の推定値を見るだけですむことのように思います。

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