★ 差の検定について ★

993. 差の検定について とれちゃん 2003/11/11 (火) 20:27
├1013. Re: 差の検定について 青木繁伸 2003/11/13 (木) 11:29
│└1040. Re^2: 差の検定について とれ 2003/11/16 (日) 21:35
│ └1042. Re^3: 差の検定について 青木繁伸 2003/11/17 (月) 09:44
│  └1054. Re^4: 差の検定について とれ 2003/11/17 (月) 21:22
└994. Re: 差の検定について 青木繁伸 2003/11/11 (火) 23:40
 ├1000. Re^2: 差の検定について とれ 2003/11/12 (水) 02:43
 │└1003. Re^3: 参考になりました。 とれ 2003/11/12 (水) 11:17
 └998. Re^2: 差の検定について DISIR 2003/11/12 (水) 01:13


993. 差の検定について とれちゃん  2003/11/11 (火) 20:27
はじめまして。医薬品関係のものです。
投与量を年齢から計算する式A,B,Cがあります。それらの式から計算した投与量:X,実際に投与された投与量:Y,
乖 離(%)=(Y−X)100/Xと定義した。3つの式の計算式の中から,より乖離の少ない計算式を選択したいと考えております。そのために,計算式毎の乖 離の値について,一元配置分散分析をおこない,式間に差があると確認する。次に,多重比較検定を行い,より乖離の少ない計算式を選択したいと考えていま す。
まことに,統計初心者ですが,このような方法が妥当なものか等,アドバイス頂けたらと考えています。
よろしくお願いします。

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1013. Re: 差の検定について 青木繁伸  2003/11/13 (木) 11:29
あまり,コメントがつかないようなので

> 投与量を年齢から計算する式A,B,Cがあります。それらの式から計算した投与量:X,実際に投与された投与量:Y,

ここで,実際の投与量はどのように決定されるのでしょうか。
専門医がズバリと決める?
年齢以外にも考慮される要因がある(性別,既往症など)?
年齢との関係が単純な直線や曲線でない?

専門医がちゃんと決められるなら,その結果を表にしておいて,年齢による投与量を表引きすればそれだけでよいように思いますが。

そうでないということなら,周辺情報をもっと提示しないと満足のいく回答はこないかもしれません。
> 乖離(%)=(Y−X)100/Xと定義した。3つの式の計算式の中から,より乖離の少ない計算式を選択したいと考えております。そのために,計算式毎の 乖離の値について,一元配置分散分析をおこない,式間に差があると確認する。次に,多重比較検定を行い,より乖離の少ない計算式を選択したいと考えていま す。
> まことに,統計初心者ですが,このような方法が妥当なものか等,アドバイス頂けたらと考えています。
> よろしくお願いします。

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1040. Re^2: 差の検定について とれ  2003/11/16 (日) 21:35
補足

> ここで,実際の投与量はどのように決定されるのでしょうか。
> 専門医がズバリと決める?
> 年齢以外にも考慮される要因がある(性別,既往症など)?
> 年齢との関係が単純な直線や曲線でない?

実 際の投与量は通常成人は,疾患の適応に基づき決まっていますが,今回の対象の小児は,成人量のみが示されているため,医師の経験からや,成人量に何分の何 を乗じる(年齢,体重や体表面積をもとに換算係数を算出し),文献(使用症例)等の主に3つによるとされています。最終的には医師が決定しますが,何によ るかは特定できません。そこで,一般に,年齢や体重から換算係数をもとめる式があることから,今回は年齢から求める式に注目し,式から求めた投与量と実際 の投与量について検討しようと考えています。

> そうでないということなら,周辺情報をもっと提示しないと満足のいく回答はこないかもしれません。

アドバイス有り難うございます。

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1042. Re^3: 差の検定について 青木繁伸  2003/11/17 (月) 09:44
> 最終的には医師が決定しますが,何によるかは特定できません。

医者は自分の判断の根拠を説明できないかもしれないが(それはそれで,困ったことではある),年齢だけを見ているのではないでしょう。

>そこで,一般に,年齢や体重から換算係数をもとめる式があることから,今回は年齢から求める式に注目し,式から求めた投与量と実際の投与量について検討しようと考えています。

年齢,体重,性別,禁忌の有無何とかかんとかと,実際に適用された投与量のデータを集めて,予測式を新たに作るつもりでやってみればどうでしょう。
もちろん,藪医者のデータではだめです。

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1054. Re^4: 差の検定について とれ  2003/11/17 (月) 21:22
ありがとうございます。

> 医者は自分の判断の根拠を説明できないかもしれないが(それはそれで,困ったことではある),年齢だけを見ているのではないでしょう。

おっしゃるとおりです。投与量の確立してないものについては,成人投与量を参考に,計算式や経験,重症度,,,多くを加味している可能性はあります。

> 年齢,体重,性別,禁忌の有無何とかかんとかと,実際に適用された投与量のデータを集めて,予測式を新たに作るつもりでやってみればどうでしょう。

実際に投与された投与量のデータはありますが,体重のデータだけがありません。年齢とかはあるのですが,,,。
年齢群と式毎の検定は乱塊法でやってみました。ソフトを利用してですが,,,。次のステップとして,予測式という視点おもしろそうですね。実現できるかわかりませんが,
予測式の立て方等また,はじめから検索してみます。

> もちろん,藪医者のデータではだめです。

厳しいところです。元データは大学病院の特定の診療科の特定の薬についてのデータですので,藪医者のデータは,,,とは,難しいですね。
実際に,投与されていますし,医師でないと有効性の評価はできにくくなりますし,,,。
とても,参考になりました。

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994. Re: 差の検定について 青木繁伸  2003/11/11 (火) 23:40
同じ対象に対して,3つの乖離を表す数値があるのでしょうか?
だとしたら,対応のあるデータですから,一元配置分散分析ではないでしょう。古い用語で言えば,乱塊法かな。今風には repeated measure ですか?

> まことに,統計初心者ですが,このような方法が妥当なものか等,アドバイス頂けたらと考えています。

他の方のコメントを待ちましょう。

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1000. Re^2: 差の検定について とれ  2003/11/12 (水) 02:43
有り難うございます。
> 同じ対象に対して,3つの乖離を表す数値があるのでしょうか?
一つの薬剤に対して,実際の投与量と実際に投与された人の年齢と3つの計算式(年齢と標準投与量から)からの3つの投与量があり,それから,乖離を表しました。なので,数値は,それぞれの年齢に対して,実際の投与量,式(年齢と標準投与量から算出する)からの投与量の値があります。

> だとしたら,対応のあるデータですから,一元配置分散分析ではないでしょう。古い用語で言えば,乱塊法かな。今風には repeated measure ですか?
>
上記について,一度,調べてみます。

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1003. Re^3: 参考になりました。 とれ  2003/11/12 (水) 11:17
まだまだ,理解が浅いかもしれませんが,,,。

> > だとしたら,対応のあるデータですから,一元配置分散分析ではないでしょう。古い用語で言えば,乱塊法かな。今風には repeated measure ですか?

今回は,医薬品の投与量について,各式を乖離で3群分け,年齢を3群にわけ,差をみようと考えているので,上記のものが対応している気がしました。
皆様,どうもありがとうございました。
やってみます。

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998. Re^2: 差の検定について DISIR  2003/11/12 (水) 01:13
年齢を説明変数,投与量を目的変数として,3つの回帰モデルを考えた場合に
(実際の投与量 - 予測した投与量)/ 予測した投与量*100
の平均値で当てはまりをみようとしてるように思えますが,もう少し考えてみてはという印象を受けます。

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