「統計学関連なんでもあり」の過去ログ---022

★ フィッシャーの直接確率法について ★

　103　フィッシャーの直接確率法について　　TAKA　　2002/12/04 (水) 11:54
　　104　Re: フィッシャーの直接確率法について　　青木繁伸　　2002/12/04 (水) 13:45
　　　119　Re^2: フィッシャーの直接確率法について　　TAKA　　2002/12/05 (木) 14:32

103.　フィッシャーの直接確率法について　　TAKA　　2002/12/04 (水) 11:54

素人な質問で申し訳ありません.
青木先生の統計学用語辞典を参照させて頂き，フィッシャーの直接確率法は2×2分割表に適用されるということが書かれていました.
私の研究の場合，2×4，2×3分割表で，かつ期待値が5以下になるのですが，そのような場合には普通にχ2検定を用いて良いのでしょうか.
それとも直接確率法を用いるべきなのでしょうか.またそれはどのように行えばよいのでしょうか.
御示唆をいただければ幸いです.宜しくお願い致します.

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104.　Re: フィッシャーの直接確率法について　　青木繁伸　　2002/12/04 (水) 13:45

> 青木先生の統計学用語辞典を参照させて頂き，フィッシャーの直接確率法は2×2分割表に適用されるということが書かれていました.
> 私の研究の場合，2×4，2×3分割表で，かつ期待値が5以下になるのですが，そのような場合には普通にχ2検定を用いて良いのでしょうか.
> それとも直接確率法を用いるべきなのでしょうか.またそれはどのように行えばよいのでしょうか.

一般の K × L 分割表についてもフィッシャーの直接確率法は適用できます。
簡単な解説は
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/LaTeX/LaTeX.html
にもありますが，
http://www.cytel.com/papers/sxpaper.pdf
が大変参考になります。
実際の計算に当たっては
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/exact/exact.html
をご覧いただくといいかと思いますが，R でも用意されていますのでそれを使うのもいいと思います（条件の悪い場合でも計算速度が速いし，なんといっても，無料だから）。
以下に使用例を示しますが，簡単でしょう?
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Cross/extended-fisher-r.html

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119.　Re^2: フィッシャーの直接確率法について　　TAKA　　2002/12/05 (木) 14:32

青木先生，ありがとうございました.よく理解できました.

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