★ 2次曲線の分散分析 ★

 145 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 17:31
  146 Re: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 18:42
   148 Re^2: 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 20:18
    149 Re^3: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 20:38
     150 Re^4: 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 20:41
   147 Re^2: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 18:43


145. 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 17:31
エクセル統計2000を用いて,2次曲線を適用した回帰分析を行いました。
目的変数1,説明変数1,サンプル数が7です。
上記分析結果によると,分散分析の自由度が,回帰変動が2,誤差変動が4と算定されてF値が求められているのですが何故でしょうか?

分散分析の自由度ですが,回帰変動は「変数-1」,誤差変動は「サンプル数-変数」のはずだと思うので,本当は1と5だと思います。
(2次曲線の回帰分析だけ,自由度が変な値を示します)

ご指導頂けますと幸いです。

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146. Re: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 18:42
> エクセル統計2000を用いて,2次曲線を適用した回帰分析を行いました。
> 目的変数1,説明変数1,サンプル数が7です。
> 上記分析結果によると,分散分析の自由度が,回帰変動が2,
> 誤差変動が4と算定されてF値が求められているのですが何故でしょうか?

正しいでしょう?

> 分散分析の自由度ですが,回帰変動は「変数-1」,

もし,一次とすると(直線回帰ですが),自由度は0になるのですか?
おかしいでしょう。
回帰による変動の自由度は,「変数の個数」
誤差変動は「サンプル数-変数-1」
です。

> (2次曲線の回帰分析だけ,自由度が変な値を示します)

3次曲線以上のときにあなたの言うとおりだとすると,そ値らの方が変です。

Rでの実行例を次の発言に添付します。

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148. Re^2: 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 20:18
●早速のご指導有り難うございます。
> 回帰による変動の自由度は,「変数の個数」
> 誤差変動は「サンプル数-変数-1」
> です。
●今回,yとxの回帰分析なので,変数が2,サンプル数は7です。
ただ,エクセル統計2000で回帰分析を行うと近似式の設定により,やはり自由度が異なります。

例えば,2次式を当てはめた場合,回帰変動が2,誤差変動が4と上記の式の通りになるのですが,2次式以外(直線,指数,ロジスティック・・・)の場合,何故か回帰変動が1,誤差変動が5となります。

それで,分散分析を関連の本を調べましたら,回帰変動は「変数-1」,誤差変動は「サンプル数-変数」と書いており,これならば,1と5が正解で2次式の2と4が間違いなんだ思っておりました。

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149. Re^3: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 20:38
> 例えば,2次式を当てはめた場合,回帰変動が2,誤差変動が4と上記の式の通りに
> なるのですが,2次式以外(直線,指数,ロジスティック・・・)の場合,
> 何故か回帰変動が1,誤差変動が5となります。

回帰の変動の自由度は,変数の個数です。
直線式の場合も,指数関数の場合も,ロジスティックの場合も,変数の個数は1です。
だから,回帰変動の自由度は1で間違いないのです。

> それで,分散分析を関連の本を調べましたら,回帰変動は「変数-1」,
> 誤差変動は「サンプル数-変数」と書いており,これならば,1と5が正解で
> 2次式の2と4が間違いなんだ思っておりました。

その本は間違えています。
あるいは,あなたが誤解しているのです。
どういう本にそのようなことが書いてあるのでしょうか?

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150. Re^4: 2次曲線の分散分析  札幌より  2002/10/08 (火) 20:41
納得することができました。
本の説明が不十分だったのと,私が勘違いしておりました。

大きな誤解をして,分散分析をするところでした。

誠に有り難うございました。

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147. Re^2: 2次曲線の分散分析  青木繁伸  2002/10/08 (火) 18:43
最後の行で,Fの自由度が2と4になっていますね。
> x <- 1:7
> x2 <- x^2
> y <- 1+1.5*x+2*x2
> summary(lm(y ~ x+x2))

Call:
lm(formula = y ~ x + x2)

Residuals:
         1          2          3          4          5          6          7 
-4.650e-15  8.234e-15 -8.232e-16 -1.766e-15 -2.356e-15  3.221e-17  1.329e-15 

Coefficients:
             Estimate Std. Error   t value Pr(>|t|)    
(Intercept) 1.000e+00  7.813e-15 1.280e+14   <2e-16 ***
x           1.500e+00  4.477e-15 3.350e+14   <2e-16 ***
x2          2.000e+00  5.470e-16 3.656e+15   <2e-16 ***
---
Signif. codes:  0 `***' 0.001 `**' 0.01 `*' 0.05 `.' 0.1 ` ' 1 

Residual standard error: 5.013e-15 on 4 degrees of freedom
Multiple R-Squared:     1,    Adjusted R-squared:     1 
F-statistic: 1.773e+32 on 2 and 4 DF,  p-value: < 2.2e-16 

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