★ 気温と事故の関係 ★
254 気温と事故の関係 原田@北九州 2002/08/14 (水) 01:19
264 Re: 気温と事故の関係 ざーさい 2002/08/17 (土) 18:44
294 Re^2: 気温と事故の関係 原田@北九州 2002/08/22 (木) 10:00
297 ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて 原田@北九州 2002/08/22 (木) 12:02
311 Re: ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて ざーさい 2002/08/24 (土) 02:45
325 Re^2: ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて 原田@北九州 2002/08/26 (月) 11:18
254. 気温と事故の関係 原田@北九州 2002/08/14 (水) 01:19 |
気温,心事故発生数の関連を調べています。データは
日付,その日の最高気温,最低気温,高低差,天候,心事故発生数
の項目で,5年分です。心事故とは,心臓突然死のことで,数日に一件程度の割合で,5年間でおよそ260件でした。月別にすると,寒い12月と1月は当然多く,なぜか5月にもピークがあります(一年で最も気温の高低差があるのが5月でした)。最低気温,高低差と,事故発生数との間にはどうも関連がありそうなんですが,事故が発生した日としない日の温度を比較しても,時系列の情報は失われるし,なかなかすっきりと解析ができません。前日の温度,数日前のmoving averageなども持込んで重回帰分析も試みてみましたが,5月にピークができることがどうも説明できません。何かいい方法はないでしょうか? |
[このページのトップへ]
264. Re: 気温と事故の関係 ざーさい 2002/08/17 (土) 18:44 |
非常に興味あります。
イベントをyにして,ポアソン回帰ではいかがでしょうか?
> 気温,心事故発生数の関連を調べています。データは
> 日付,その日の最高気温,最低気温,高低差,天候,心事故発生数
> の項目で,5年分です。心事故とは,心臓突然死のことで,数日に一件程度の割合で,5年間でおよそ260件でした。月別にすると,寒い12月と1月は当然多く,なぜか5月にもピークがあります(一年で最も気温の高低差があるのが5月でした)。最低気温,高低差と,事故発生数との間にはどうも関連がありそうなんですが,事故が発生した日としない日の温度を比較しても,時系列の情報は失われるし,なかなかすっきりと解析ができません。前日の温度,数日前のmoving averageなども持込んで重回帰分析も試みてみましたが,5月にピークができることがどうも説明できません。何かいい方法はないでしょうか?
|
[このページのトップへ]
294. Re^2: 気温と事故の関係 原田@北九州 2002/08/22 (木) 10:00 |
> 非常に興味あります。
> イベントをyにして,ポアソン回帰ではいかがでしょうか?
>
コメントありがとうございます。たしかに,心事故の発生頻度をヒストグラムにしてみると,0にかたよったポアソン分布をとっていました。また,最低気温はほぼフラットな分布となりましたが,最低気温のmoving averageともとの値の残差(=数日間の温度変化の程度)をみると,きれいな正規分布でした。一日の温度差も,きれいな正規分布のようです。このあたりにヒントがありそうです。 |
[このページのトップへ]
297. ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて 原田@北九州 2002/08/22 (木) 12:02 |
> > 非常に興味あります。
> > イベントをyにして,ポアソン回帰ではいかがでしょうか?
> >
実際計算を行おうとすると,心事故0の日がたくさんあります。数日の合計でやっても,まれに0の事があります。間隔を1週間くらいにすると,発生数0の日は無くなりますが,気温変化も平均化されてしまうのかうまくいきません。どうしたらいいでしょうか。 |
[このページのトップへ]
311. Re: ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて ざーさい 2002/08/24 (土) 02:45 |
> 実際計算を行おうとすると,心事故0の日がたくさんあります。数日の合計でやっても,まれに0の事があります。間隔を1週間くらいにすると,発生数0の日は無くなりますが,気温変化も平均化されてしまうのかうまくいきません。ど
0の日が何日あってもかまわないのではないでしょうか?ポアソン分布の
ラムダが小さいというだけですから,,,
同様のテーマでの論文ではいかがでしょうか?
関係ないのですが,最低気温と日内温度差の相関ってどれくらいなのでしょうか? |
[このページのトップへ]
325. Re^2: ポアソン回帰での発生数=0の扱いについて 原田@北九州 2002/08/26 (月) 11:18 |
コメントありがとうございます。
表を修正して再計算してみたら,なんとか予想する結果が出てきました。発生率は最低気温より最高気温のほうがより強い影響があるようです。また,日内温度差や移動平均と気温との残差も影響があることがわかりました。季節的な影響だけでなく,数日前の温度とも関係がありそうです。
なお,気温と日内温度差との相関は次のような結果でした。
(注:気温残差=その日の気温ーその日を含んだ数日間前の移動平均,この場合は約10日で計算)
最高気温 最低気温 温度差 最高気温残差 最低気温残差
最高気温 1.000
最低気温 0.935 1.000
温度差 0.223 -0.137 1.000
最高気温残差 0.317 0.097 0.618 1.000
最低気温残差 0.145 0.277 -0.330 0.456 1.000
日内温度差は,その日の最高気温,最低気温より,移動平均残差とのほうがよく相関するようです。
|
[このページのトップへ]
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 020 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る