★ コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定 ★

 237 コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   ラドン  2002/03/05 (火) 00:45
  238 Re: コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   青木繁伸  2002/03/05 (火) 01:03
   239 Re^2: コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   ラドン  2002/03/05 (火) 02:19


237. コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   ラドン  2002/03/05 (火) 00:45
コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定は,どのように使い分ければ,よろしいのか,ご教示いただければ大変幸いです。

また,例えば,サンプル全体は30のグループからなっているとし,各グループは100個のサンプルからなっているとき,全体の分布と違うグループを見つけたい場合,
一つのグループと残り29のグループを合わせたものに分けるのと
一つのグループと全体とに分けるのでは,検出力などに違いがあるでしょうか?

よろしくお願いいたします。

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238. Re: コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   青木繁伸  2002/03/05 (火) 01:03
> コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定は,どのように使い分ければ,よろしいのか,

二標本コルモゴロフ・スミルノフ検定ですね。この検定の特徴は,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/kstest.html
の最初の方に書いてあります。

> また,例えば,サンプル全体は30のグループからなっているとし,各グループは100個のサンプルからなっているとき,全体の分布と違うグループを見つけたい場合,
> 一つのグループと残り29のグループを合わせたものに分けるのと
> 一つのグループと全体とに分けるのでは,検出力などに違いがあるでしょうか?

一つのグループと全体というのは,標本が独立でないのでやってはいけないことです。つまり,全体の中にそのグループのデータが含まれているのでしょう?それはまずいです。

また,一つのグループと残り29グループという比較を行うにしても,検定は30回繰り返されるわけで,検定の多重性が問題になると思いますがいかがお考えでしょうか?

あらゆる二群の組み合わせで,しかるべき多重比較(対比較)を行うとしても,かなり大変なことではありましょう。

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239. Re^2: コルモゴロフ・スミルノフ検定とマン・ホイットニーのU検定   ラドン  2002/03/05 (火) 02:19

> あらゆる二群の組み合わせで,しかるべき多重比較(対比較)を行うとしても,かなり大変なことではありましょう。

早速のご教示大変ありがとうございます。
シェッフェの方法などを貴ホームページで勉強させていただきましたが,
群の数が多いと仰るとおり大変ですね。

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