★ 対数線形モデルの交互作用項の推定値についての疑問 ★

 175 対数線形モデルの交互作用項の推定値についての疑問  Taku  2002/02/23 (土) 17:04


175. 対数線形モデルの交互作用項の推定値についての疑問  Taku  2002/02/23 (土) 17:04
対数線形モデルの解析例として用いられる”冠心臓疾患と血圧と血清コレステロールの関係”のデータ解析結果について疑問があり連絡させていただきました(以下海保編1986を略して紹介).このデータは,冠心臓疾患(変数3,2水準)に血圧(変数1,4水準)および血清コレステロール(変数2,4水準)は影響を与えているか?を検討するためにこのモデルを用いています.飽和モデルよりu123(ijk), u12(ijk)を除いたモデルがデータにあてはまりました.この変数の効果をみたのが下の表です(交互作用の変数1と2のみ)
変数       効果 標準誤差 標準効果(**p<0.01, *p<0.05)
1と3  u13(11)  -0.262 0.117    -2.233*
      u13(21)   -0.247 0.105    -2.346*
      u13(31)   0.084 0.117     0.720
      u13(41)   0.424 0.114     3.722**
      
この結果血圧の水準1,2は冠心臓疾患に対してマイナス効果,水準4はプラス効果であることがわかります
質問1)この検定では各u13(ij)の効果が有意に0と異なるかを検定していると理解していいのですか
質問2)全血圧の水準ペア間(水準1と2など)で冠心臓疾患の割合が異なるのかを対数線形モデルで検定できますか


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