★ 診断効率 ★

 49 診断効率  YOSHINAGA  2002/01/28 (月) 11:16
  63 Re: 診断効率  伊達  2002/01/28 (月) 19:17


49. 診断効率  YOSHINAGA  2002/01/28 (月) 11:16
みなさまこんにちは。
もし,ご経験がおありの方がいらっしゃればと思い書き込み致します。

現在,診断薬の感度・特異度の算出を計画しているのですが,
「診断効率」の算出式がよくわかりません。
いろいろ検索したり,周りに聞いてみたのですが,人によって答えがまちまちで,
しかも出典が不確かなので,困っています。

たとえば,
    (+)   (-)
(+)  a  |  b
    ----------
(-)  c  |  d

感度:a/(a+c)
特異度:d/(b+d)
としたとき,

診断効率:(a+d)/(a+b+c+d)
だとおもってしまっていたのですが,
本によっては感度×特異度を診断効率と言って,
上記の式によって算出される値は一致度など別物とされているようです。

どなたか,ご存知でしたら(参考文献でもよいので)ぜひお教え下さい。

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63. Re: 診断効率  伊達  2002/01/28 (月) 19:17
> 診断効率:(a+d)/(a+b+c+d)
> だとおもってしまっていたのですが,
> 本によっては感度×特異度を診断効率と言って,
> 上記の式によって算出される値は一致度など別物とされているようです。

手持ちの本を調べてみました。

足立堅一 (2001)実践統計学入門, 篠原出版新社
のp146では
診断効率=感度×特異度
正確度=(a+d)/(a+b+c+d)
となっていますね。

丹後敏郎 (1986)臨床検査への統計学, 朝倉書店
のp126〜7では
効率(efficiency)=(a+d)/(a+b+c+d)
と取れる記述になっていますね。ここでの効率とは「検査で正しい診断がされる確率」。

よって用語の定義の違いといったところではないでしょうか?
(でも,確かに本によって違うというのも困りますね)

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