★ 因子分析後の検定は可能でしょうか? ★

 356 因子分析後の検定は可能でしょうか?  たまこ  2001/12/01 (土) 14:01
  364 Re: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:22
   365 Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:33
  359 Re: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 16:14
   361 Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 16:46
   360 Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  たまこ  2001/12/01 (土) 16:45
    363 Re^3: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:18


356. 因子分析後の検定は可能でしょうか?  たまこ  2001/12/01 (土) 14:01
10の質問項目があり、回答方法が5段階リッカートスケールです。
因子分析(バリマックス回転、主因子法)で2因子を抽出しました。累積寄与率は60%でした。2つのそれぞれの因子には5つの質問項目が含まれました。

そこで、その5つの質問項目における回答に差がないかを調べるために、ノンパラメトリック法のクルスカルウォリス検定をしました。
(因子が2つあるので、それぞれ行いました。)

上記の考え方はありえない、もしくは許されない統計手法でしょうか?
変な質問で申し訳ありませんが、どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えていただければ幸いです。

     [このページのトップへ]


364. Re: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:22
> そこで、その5つの質問項目における回答に差がないかを調べるために、

たまこさんがするべきことは,5つの質問項目の相関分析だとおもいますよ。

     [このページのトップへ]


365. Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:33
> たまこさんがするべきことは,5つの質問項目の相関分析だとおもいますよ。

たとえば分割表で,
              質 問 b
        回答1 回答2 回答3 回答4 回答5  合計
質問a 回答1 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
    回答2 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
    回答3 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
    回答4 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
    回答5 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
    合計  ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ◎◎◎
○○○はそのように答えた回答者の数

このような表だと,総合計数(◎◎◎)はちゃんと回答者の数になりますね。

そして,質問aと質問bの回答が同じようであるということは,対角部分に回答者が多く集まり,それから離れるほど回答者は少なくなる。
その程度を表すには,属性相関係数でもいいし,順位相関係数でもいいでしょう。

このような分析を全ての質問の組み合わナせ(10通り)で行うことです。

     [このページのトップへ]


359. Re: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 16:14
> そこで、その5つの質問項目における回答に差がないかを調べるために、ノンパラメトリック法のクルスカルウォリス検定をしました。
> (因子が2つあるので、それぞれ行いました。)
>
> 上記の考え方はありえない、もしくは許されない統計手法でしょうか?

どうもよく分からないのですが。
クラスカル・ウォリス検定は,三群以上の代表値の差の検定です。
「5つの質問項目における回答に差がないかを調べる」とはもう少し説明するとどういうことでしょうか?
クラスカル・ウォリス検定の例題などをみて,あなたのやろうとしていることと似ているものがありますか?

     [このページのトップへ]


361. Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 16:46
> 「5つの質問項目における回答に差がないかを調べる」とはもう少し説明するとどういうことでしょうか?

ひょっとして,こんな風にやっているのですか?

    回答1 回答2 回答3 回答4 回答5  合計
質問1 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
質問2 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
質問3 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
質問4 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
質問5 ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○
合計  ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ○○○ ◎◎◎

○○○は人数

これだと合計人数(◎◎◎)が実際の人数の5倍になるので,間違いであることはあきらかですね。

     [このページのトップへ]


360. Re^2: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  たまこ  2001/12/01 (土) 16:45
> > そこで、その5つの質問項目における回答に差がないかを調べるために、ノンパラメトリック法のクルスカルウォリス検定をしました。

> どうもよく分からないのですが。
> クラスカル・ウォリス検定は,三群以上の代表値の差の検定です。
> 「5つの質問項目における回答に差がないかを調べる」とはもう少し説明するとどういうことでしょうか?
> クラスカル・ウォリス検定の例題などをみて,あなたのやろうとしていることと似ているものがありますか?

どうもありがとうございます。
質問1から質問5までの質問それぞれを1群とみなして、5群における代表値の差を見たいと思ったのですが。質問間の回答傾向の差を見れるのではないかと考えたのですが。
変な質問で申し訳ありません。

     [このページのトップへ]


363. Re^3: 因子分析後の検定は可能でしょうか?  青木繁伸  2001/12/01 (土) 17:18
> 質問1から質問5までの質問それぞれを1群とみなして、5群における代表値の差を見たいと思ったのですが。質問間の回答傾向の差を見れるのではないかと考えたのですが。

先のコメントでは,分割表形式で書いたのでわかりにくいかもしれませんが,書き換えると以下のようなことですよ。

質問1に対する回答者1の回答 ○○
質問1に対する回答者2の回答 ○○
  :
質問1に対する回答者nの回答 ○○
質問2に対する回答者1の回答 ○○
質問2に対する回答者2の回答 ○○
  :
質問2に対する回答者nの回答 ○○
質問3に対する回答者1の回答 ○○
質問3に対する回答者2の回答 ○○
  :
質問3に対する回答者nの回答 ○○
質問4に対する回答者1の回答 ○○
質問4に対する回答者2の回答 ○○
  :
質問4に対する回答者nの回答 ○○
質問5に対する回答者1の回答 ○○
質問5に対する回答者2の回答 ○○
  :
質問5に対する回答者nの回答 ○○

このようなデータファイルを処理することになるわけでしょう?

データ行数が5×nになりますね。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 016 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る