★ 判別分析について ★
128 判別分析について 秋野 2001/11/08 (木) 10:06
129 Re: 判別分析について クリム 2001/11/08 (木) 11:22
130 Re^2: 判別分析について 秋野 2001/11/08 (木) 11:33
140 Re^3: 判別分析について 青木繁伸 2001/11/08 (木) 21:48
148 Re^4: 判別分析について 秋野 2001/11/09 (金) 09:39
128. 判別分析について 秋野 2001/11/08 (木) 10:06 |
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フェロモン成分を指標に昆虫種を分ける試みをしているのですが、
多変量解析はまだ勉強を始めたばかりの初心者です。
53変量からなる80個体のデータを解析したところ
20個体ずつからなる4群にわかれることがわかりました。
53変量のプロフィールを棒グラフとして描くと
見た目でも4つに分けることができます。
BlackBoxの判別分析をおこなったところ、
24の変数で100%の判別率で4つの群に分けることができました。
そこで教えていただきたいのですが、
1)マハラノビスの距離をつかって判別分析をした場合に、
論文などには、どの数値をかき記すものなのでしょうか?
線形判別式の場合だと、類例が手元にあるのですが。
2)創価大兼子氏のページで、正準判別分析をおこなってみたのですが、
53変量というのはあまりに多いので変数を減らそうと思います。
このとき、1でステップワイズで選び出された24変量に絞る、のは許されますか。
別法で絞り込むものでしょうか
同主旨の研究に関する論文や、多変量解析のテキストを読んではみたのですが
なかなかズバリという答えが得られずに困っています。
どうぞ宜しくお願いします。 |
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129. Re: 判別分析について クリム 2001/11/08 (木) 11:22 |
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> BlackBoxの判別分析をおこなったところ、
> 24の変数で100%の判別率で4つの群に分けることができました。
判別分析ではなくて,クラスター分析ではないですか?.あらかじめ群が分かっているときに判別分析をするのです.どのような群がいくつ存在するかを調べるときはクラスター分析です.
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130. Re^2: 判別分析について 秋野 2001/11/08 (木) 11:33 |
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クリムさん、どうもありがとうございます。
説明がうまくできていませんでした。
話が2段階になっていて、
第一段階では、80個体をつかって調べたところ4つの群に分かれることを確認
次の段階では、さらに別個体を調べても4群のいずれかに分かれる、という
構成の報告なのです。
実際の判断は、見た目で十分ではあるのですが、
判別分析などをつかって、確かにいくつかの変量を取り上げて比較すると
いずれかの群におちる、ということを示したいのです。
結果は非常にクリアなのですが..
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140. Re^3: 判別分析について 青木繁伸 2001/11/08 (木) 21:48 |
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> 話が2段階になっていて、
> 第一段階では、80個体をつかって調べたところ4つの群に分かれることを確認
> 次の段階では、さらに別個体を調べても4群のいずれかに分かれる、という
> 構成の報告なのです。
第一段階で,経験的に群を決めて,その群を判別分析により分類するために判別分析により使用する変数およびその重みを決めた。
第二段階で,その重みにより別の個体群を分類できたということですね。
1)それぞれの群に対する分類関数の係数(定数項),偏F値,P値でよいのではないでしょうか?
2)正準判別分析の場合もステップワイズ変数選択ができないわけではないです。それをサポートしているソフトウエアがあるかないかだけですね。
ステップワイズ変数選択というのも完全な方法ではないので(総当たり法が完全な方法),結局は近似解を得るという意味ならどうでも良さそうです。何らかの方法で選ばれた変数を用いて十分な判別ができたとすると,それ以上のよい判別方法があるかもしれないということはあっても,それはそれでいいではないですか。
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148. Re^4: 判別分析について 秋野 2001/11/09 (金) 09:39 |
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青木様
ありがとうございました。
これで、前に進めそうです。
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