★ Trend検定 ★

 49 Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 11:19
  54 Re: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 15:17
   57 Re^2: Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 16:53
    61 Re^3: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 20:21
     62 Re^4: Trend検定  SCD  2001/03/08 (木) 10:54
      64 Re^5: Trend検定  青木繁伸  2001/03/08 (木) 14:21
   56 Re^2: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 16:17
    68 Re^3: Trend検定  MS  2001/03/08 (木) 18:03
     69 Re^4: Trend検定  青木繁伸  2001/03/08 (木) 19:03
    58 Re^3: Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 17:22
  50 Re: Trend検定  名無しさん  2001/03/07 (水) 11:27


49. Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 11:19
Trend検定の方法を教えてほしいのです。
ある基準薬物を用いた染色体異常の誘発を測定しているのですが,薬物のDoesーResponseの妥当性を検討するのにTrend検定を使うと参考文献にあるのです。

どうしても分からなくてこれまでは手計算をしていたのですが,今回は量が多く,手計算する事ができません。

どうかよろしくお願い致します。

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54. Re: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 15:17
Trend test と一言で言われても,いくつかあると思いますが。
今まで手計算で行っていたというからには,それがどのような計算手続きで行われるかはもちろん,その手法が記述されている文献があるはずですね。それをお示しいただく方がよけいな手間がかからなくていいと思うんですけどね。

用量-反応関係のtrendを見るようですから,それとまるっきり関係がないでもないと思われるコクラン・アーミテージ検定について,過去ログを見てみてください。私としては,あまり愉快な過去ログではないけど(^_^;)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc011/003.html
から始まる,「CA検定」とある,長いスレッドです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/JavaScript/armitage.html
には,JavaScriptで書いたプログラムがあります。上記過去ログのやりとりなどを承知の上でしたら,使うことも可能でしょう。まだ Excel には移植していませんが,簡単なので移植してみましょうかね...

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57. Re^2: Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 16:53
> Trend test と一言で言われても,いくつかあると思いますが。
> 今まで手計算で行っていたというからには,それがどのような計算手続きで行われるかはもちろん,その手法が記述されている文献があるはずですね。それをお示しいただく方がよけいな手間がかからなくていいと思うんですけどね。

朝倉書店の新版医学への統計学(古川俊之監修,丹後俊郎著)を参考にしましたが,数式しか記述されておりません。

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61. Re^3: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 20:21
> 朝倉書店の新版医学への統計学(古川俊之監修,丹後俊郎著)
> を参考にしましたが,数式しか記述されておりません。

この本は持ってません。
数式しか記述されていないんですか!? びっくりですね。
どんな数式が書いてあるんですか。たくさんあるんですか?

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62. Re^4: Trend検定  SCD  2001/03/08 (木) 10:54
> > 朝倉書店の新版医学への統計学(古川俊之監修,丹後俊郎著)
> > を参考にしましたが,数式しか記述されておりません。
>
> この本は持ってません。
> 数式しか記述されていないんですか!? びっくりですね。
> どんな数式が書いてあるんですか。たくさんあるんですか?

この本を見てみました。
"12.用量反応関係の検出 12.2反応が計数値の場合-Mantel-extention 法”でMantel-extention 法が紹介され,分散を求める式の一部を変えればCochran-Armitage検定と等価で,実用上どちらを使用しても良いとあます。その次に,
例題 12.3 は"用量(0,5,10,20mg)別尿蛋白異常の頻度"を調べたもので,Mantel-extention 法による解答がついています。

質問者の試験は,この例題に類似しており,青木先生が紹介しておられるCochran-Armitage検定を用いるのが一般的かと思います。
・・・丹後先生・青木先生を尊敬する者として・・・

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64. Re^5: Trend検定  青木繁伸  2001/03/08 (木) 14:21
> 質問者の試験は,この例題に類似しており,青木先生が紹介しておられるCochran-Armitage検定を用いるのが一般的かと思います。

フォローありがとうございました。

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56. Re^2: Trend検定  青木繁伸  2001/03/07 (水) 16:17
> まだ Excel には移植していませんが,簡単なので移植してみましょうかね...

移植しました。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/stats-by-excel/vba/html/ca-test.html

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68. Re^3: Trend検定  MS  2001/03/08 (木) 18:03
> http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/stats-by-excel/vba/html/ca-test.html

分析をおこなってみました。
ある基準薬物ではDoes-responseは濃度を上げると次のように陽性数が変化します。
5(control),11,14,34,36,52
一濃度のサンプル数は1000です。

問題となってくるのは「直線からの乖離度」で,このプログラム上で「直線からの乖離度」の「有意確率」が,判定基準となるP値であると考えているのですが,私の判断に間違いはないでしょうか。

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69. Re^4: Trend検定  青木繁伸  2001/03/08 (木) 19:03
> 問題となってくるのは「直線からの乖離度」で,このプログラム上で「直線からの乖離度」の「有意確率」が,判定基準となるP値であると考えているのですが,私の判断に間違いはないでしょうか。

違うんじゃないでしょうか。

先に紹介した長大なスレッドをお読みいただくといいと思うのですが,傾向検定としてコクラン・アーミテージ検定を使うときには「傾き」に対する有意確率を使うのでしょう。直線からの乖離度は,直線性があるかどうかですので,傾向検定の目的とはちょっと違うとのことですね。(私としては,オリジナルの論文にも書いてあるように,両者ともに意味のあるものだと思います)

先に示された本には例題も掲載されているようなので,その例題を計算してみて,その本で使われている有意確率がどちらのものであるかを確認してください。(そうしないと,私の提供したプログラムが使えるものかどうか(その本と同じ計算結果を与えるものなのかどうか)わからないのではないですか)

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58. Re^3: Trend検定  MS  2001/03/07 (水) 17:22
> > まだ Excel には移植していませんが,簡単なので移植してみましょうかね...
>
> 移植しました。
> http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/stats-by-excel/vba/html/ca-test.html

早速ダウンロード致しました。
今から使ってみることに致します。
どうも有り難うございました。

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50. Re: Trend検定  名無しさん  2001/03/07 (水) 11:27
> Trend検定の方法を教えてほしいのです。

って,書いてあって,

> どうしても分からなくてこれまでは手計算をしていたのですが,今回は量が多く,手計算する事ができません。

ということは,統計ソフトを紹介してほしいとか,計算するプログラムを捜しているということですか?
そのトレンド検定の実際の計算手順などが載っているところを教えてください。そうすると,奇特な人がプログラムを書いてくれるかもしれません。
ついでに,あなたが使えるプログラム処理系はどんなものがあるかも書いておくのがいいかも。

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