★ 尺度と分析の使い分けについて ★

 345 尺度と分析の使い分けについて  坂本虎雄  2000/11/01 (水) 12:02
  356 Re: 尺度と分析の使い分けについて  dog  2000/11/04 (土) 04:46


345. 尺度と分析の使い分けについて  坂本虎雄  2000/11/01 (水) 12:02
関連のある2群で,著効 やや有効 不変 悪化と順序尺度で測定を行った場合,Wilcoxon rank sum testを用いるのが妥当ですが。この場合得られたデータは分類尺度的な人数となるため,計数データとしてl×m分割表のカイ二乗検定を行った場合は問題ないのでしょうか。このような尺度は順序尺度と理解して統計学の参考書の使い分け表などみてしまうと,ウィルコクスン検定ではその分類を数値で表さないと検定分析できないわけで,著効をデータとしては入力できないわけで,そうするとそこで,数値化することで平均を出してしまったりしている人がいます。参考書の記述で分析時点において,どの尺度で処理していくのかということであって。その測定の尺度が何かで使い分けを考えていくと分からなくなってしまう人が出てくるのではないでしょうか。その辺の記述をもう少し工夫していただけたらと思ったのは,私の統計学初心者だけでしょうか?

     [このページのトップへ]


356. Re: 尺度と分析の使い分けについて  dog  2000/11/04 (土) 04:46
Wilcoxon検定なら問題ないんじゃないんですか?scoreがWilcoxonタイプ(順位)なだけで。もしそれがいやならCMHで他のscoreを考えることになるでしょう。
カイ2乗検定だと順位の情報を無視しているので検出力が落ちると思います。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 010 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る