★ どなたかお知恵を ★

 274 どなたかお知恵を  つつみ  1999/12/16 (木) 21:17
  285 Re: どなたかお知恵を  堀 啓造  1999/12/18 (土) 08:56
   286 Re^2:Statview の repeated の分散分析  堀 啓造  1999/12/18 (土) 09:48


274. どなたかお知恵を  つつみ  1999/12/16 (木) 21:17
私は動物実験をしているものですが,治療群(n=5)と非治療群(n=7)(2群)とで治療前と治療後3,6,12時間のある値に差があるかどうかを検討しました.計算にはStat view 4.5J for Mac. を用いました.
repeated measured ANOVAで2群間の有意差を得た後,post hoc test (Fisher's PLSD) で各時間の値を検討しました.6,12時間後で有意差を認めたのですがFisherはnが揃っているという前提があると聞きましたが5:7で比較してはいけないのでしょうか.いけないとすれば他の検定法はあるのでしょうか(例えばMann-Whitneyとか)
 また6時間目の値はばらつきが多く治療群の値は97.7±86.5(mean±SD),非治療群は26.8±17.5となりますがFisherの検定では有意差ありと出てしまいます.これは前提がおかしいためでしょうか.
 非常に初歩的な質問で申し訳ありませんが以上の点につきまして御教授願えれば幸いです.

     [このページのトップへ]


285. Re: どなたかお知恵を  堀 啓造  1999/12/18 (土) 08:56
> 私は動物実験をしているものですが,治療群(n=5)と非治療群(n=7)(2群)とで治療前と治療後3,6,12時間のある値に差があるかどうかを検討しました.計算にはStat view 4.5J for Mac. を用いました.
> repeated measured ANOVAで2群間の有意差を得た後,post hoc test (Fisher's PLSD) で各時間の値を検討しました.6,12時間後で有意差を認めたのですが


何をどう検定しているのか分からないです。

有意差が出たのは,治療群(n=5)と非治療群(n=7)との間ですよね。交互作用も有意になったのですか?

もし,交互作用が有意でなければ,時間ごとで,治療群(n=5)と非治療群(n=7)との検定はしないことになってます。

そのあたりをどうしているのかよく見えないです。

なお,statview を使ってこの手の分析をしているなら,

野口千明『ケーススタディでみえる医学統計学』中外医学社(1998)

が役に立つでしょう。「第4章経時測定データ」があります。

ただ,この章は中途半端。解析がどうしてここで終わっているのでしょう。

     [このページのトップへ]


286. Re^2:Statview の repeated の分散分析  堀 啓造  1999/12/18 (土) 09:48

> 野口千明『ケーススタディでみえる医学統計学』中外医学社(1998)
>
> が役に立つでしょう。「第4章経時測定データ」があります。
>
> ただ,この章は中途半端。解析がどうしてここで終わっているのでしょう。

これ誤解するように書いたけど,この分析ではこれでいい。
交互作用が有意のときにどう分析を進めるかが書いていないのが物足りない。

なお,
http://wwwyaku.meijo-u.ac.jp/chem_pharm/mhiramt/EText/Statistics/repeated_measure_ANOVA.html

をみてあれれとおもった。
下のほうの21の出力がお尋ねの件ですね。2群なのにposthoc test をしている。
これに惑わされたのでしょうか?

上の本ではそんなことしていないようですよ。

     [このページのトップへ]


● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 004 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る