★ 二元配置の分散分析における従属変数 ★

 253 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/06 (土) 17:20
  256 Re: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/07 (日) 04:32
   264 Re^2: 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/08 (月) 11:42
    266 Re^3: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/08 (月) 13:09
     267 Re^4: 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/08 (月) 14:43
      268 Re^5: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/08 (月) 15:07


253. 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/06 (土) 17:20
二元配置の分散分析において従属変数(離散型変数で5段階)の測定を10段階とかにするとか連続変数にするなどより細かく測定すれば,交互作用が統計的に有意になりやすいという記述があったのですが,これはどういう意味なのでしょうか?

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256. Re: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/07 (日) 04:32
それは何に書いてあったのですか?

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264. Re^2: 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/08 (月) 11:42
> それは何に書いてあったのですか?
同居のもたらす消費に及ぼす効果に関するある企業の調査レポートで,経済的ゆとり感を従属変数,世帯年収,家計費分担パターンを要因にして二元配置の分散分析を行っていました。この結果,世帯年収の主効果のF値に対するp値が0.0001,家計費分担パターンのp値が0.5764,交互作用が0.0655となっているのに対し,著者の考察は,世帯年収の効果に言及した上で,「交互作用については,危険率を5%とするならば有意とは言えないが,目的変数の測定が細かくなされていない点を考慮するならば,この交互作用が経済的ゆとり感に影響を与えていると判断してよい」としていました。ちなみに,経済的ゆとり感は十分にある4点,ある程度3点,あまりない2点,ほとんどない1点と得点化されていました。この考察が正しいのか私にはわからないのです。

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266. Re^3: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/08 (月) 13:09
>目的変数の測定が細かくなされていない点を考慮するならば,

まあ,そういうこともありますが,サンプル数が少ない時でしょう。しかも,交互作用だけでなく主効果も出にくくなるから,交互作用だけを特別扱いすることはない。

より一般的に,どの群にも天井効果や床効果が強くでているときは有意になりにくいというのはあります。ただし,交互作用が出にくいということではない。

いずれにしても交互作用だけ特別扱いにすることはないはずです。

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267. Re^4: 二元配置の分散分析における従属変数  MH  1999/11/08 (月) 14:43
> より一般的に,どの群にも天井効果や床効果が強くでているときは有意になりにくいというのはあります。ただし,交互作用が出にくいということではない。

ご回答ありがとうございます。不勉強なので申し訳ないのですが,天井効果,床効果とはどのような効果のことを指すのでしょうか?

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268. Re^5: 二元配置の分散分析における従属変数  堀 啓造  1999/11/08 (月) 15:07

>天井効果,床効果とはどのような効果のことを指すのでしょうか?

天井効果というのは点が上に張り付いてしまうことによって,正常な得点分布にならないことです。

床効果というのは点が下に張り付いてしまって,正常な得点分布にならないことです。
昔の京大入試の文系数学みたいなのです。

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