「統計学関連なんでもあり」の過去ログ---003

★ 分散分析するときのn ★

　188　分散分析するときのn　　藤井邦彦　　1999/10/22 (金) 05:58
　　192　Re: 分散分析するときのn　　堀　啓造　　1999/10/23 (土) 02:32
　　　228　Re^2: 分散分析するときのn　　藤井邦彦　　1999/10/28 (木) 21:53

188.　分散分析するときのn　　藤井邦彦　　1999/10/22 (金) 05:58

はじめまして。突然で申し訳ないのですが，ご存知でしたらご教授ください。
論文作成のために，二元配置分散分析を行いたいのですが，分散分析やt検定を行う上で，各マスに必要な最低限のサンプリング回数はいくつなのでしょうか?ある本では5回は必要（母平均を測定値がはさむ確率から）というのをいっておりますし，実はそんなに必要ではないというのも読んだことがあります。現実的には私は3回の測定を行っているのです（5回だと時間的に誤差が大きいと言うのもあるので）が，どうなのでしょう?
まとめて平均を出して，繰り返しなしでかけてしまうのも手ですが，その場合ポストホックができませんよね?

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192.　Re: 分散分析するときのn　　堀　啓造　　1999/10/23 (土) 02:32

> 論文作成のために，二元配置分散分析を行いたいのですが，分散分析やt検定を行う上で，各マスに必要な最低限のサンプリング回数はいくつなのでしょうか?ある本では5回は必要（母平均を測定値がはさむ確率から）というのをいって

> まとめて平均を出して，繰り返しなしでかけてしまうのも手です

ここでいっているセル内の平均をとってから分散分析というの標準的手法とは思えませんが。

一般に分散分析やt検定の場合，
Cohen,J.(1988). Statistical power analysis for the behavioral sciende. Erlbaum.

に準拠し，power（検出力）と　effect size(効果量）と有意水準（α）から必要なサンプル数を求めます。

コンピュータプログラムはいくつかあります。例えばSPSSでも求めることができます。
フリーのソフトとして，G*Power というのがあります。

http://www.psychologie.uni-trier.de:8000/projects/gpower.html

にソフトがあります。

マニュアルは
http://www.psychologie.uni-trier.de:8000/projects/gpower/reference_manual_01.html
にあります。くわしい説明もありますから，原理はこれを読めばいいでしょう。

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228.　Re^2: 分散分析するときのn　　藤井邦彦　　1999/10/28 (木) 21:53

有り難うございました。早速読んでみます

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