★ Excel の回帰分析の結果の読み方 ★

 148 つまらない質問ですいません。  さやま  1999/07/01 (木) 13:42
  157 Re: つまらない質問ですいません。  青木繁伸  1999/07/01 (木) 18:34


148. つまらない質問ですいません。  さやま  1999/07/01 (木) 13:42
回帰統計
重相関 R     0.911236385
重決定 R2    0.83035175
補正 R2      0.828926134
標準誤差    14.84398964
観測数      121

分散分析表
     自由度    変動           分散           観測された分散比    有意 F
回帰    1      128339.6843    128339.6843    582.4513834
残差    119    26220.9394     220.3440286
合計    120    154560

あるデータ,WPI(卸売物価指数)とPIM(輸入物価指数)を回帰分析にかけたのですが,このような値がでてきました。
すごく,初歩的なことだとは思うのですが,「補正 R2」や「標準誤差」などの値が意味する所がわかりません。
一体この回帰分析からはどのような事が読み取れるのですか?

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157. Re: つまらない質問ですいません。  青木繁伸  1999/07/01 (木) 18:34
Excel の統計用語がなっていないというのは
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/stats-by-excel/appendix.html
にも一部書いてありますが,「分析ツール」-->「回帰分析」の出力中の用語もひどいものです。以下で,注文は MS あるいは MSKK へのものです。(どうせ読んでないだろうけど)

「重相関 R」:悪くはないが,「重相関係数」とフルネームで書くべき

「重決定 R2」:わけが分からない。「決定係数」でよい

「補正 R2」:「自由度調整済み決定係数」,「自由度調整済み重相関係数の二乗」

>分散分析表のタイトルで

「観測された分散比」は 「F 値」と書いてよい
「有意 F」は書くなら「F 値に対応する p 値」だろうけど,単に 「p 値」でよい

「標準誤差」は分散分析表の中の残差分散の平方根

> 一体この回帰分析からはどのような事が読み取れるのですか?

それはあまりなお言葉(^_^;)

まず,上の用語の置き換えを行った後,
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Regression/mreg/index.html
でも見てください(本当はちゃんとした本を見て)

例題がのっているような本を探すといいでしょう。

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