第 $2$ 種の過誤     Last modified: Nov 13, 2008

 “帰無仮説 $H_0$ が誤っているにもかかわらず,$H_0$ を棄却できない誤り”を第 $2$ 種の過誤と呼び,$\beta$ で表される。

 しかし,そうだからといって両側検定を用いると,$H_0$ が誤っている場合にも $H_0$ を棄却できる確率が低くなるという問題が生ずる。 図 8 にその状況を示す。$S_{0}$ という統計量が得られても,片側検定では $H_0$ を棄却できるが両側検定では棄却できない。検出力の項を参照のこと。

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図 8.片側検定と両側検定の棄却域


演習問題


応用問題


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