統計数値表の補間     Last modified: Nov 07, 2002

 $t$ 表,ステューデント化された範囲の表,ダネットの表において,求めたい自由度が表にない場合には,自由度の逆数による補間法を用いる。

 $F$ 表の場合には,一方の自由度のみ補間する場合にも同じ公式が使用できる(両方の自由度を補間するときは二段階で補間する)。

 注:$\chi^2$ 表の場合には,直線補間(比例配分)でよい。


例題

 「$t$ 分布表において,自由度が $43$,両側確率が $0.05$ になるようなパーセント点を求めなさい。」


計算手順:

  1. 求めたい自由度を $\nu_{b}$,それを挟む $2$ つの自由度を $\nu_{a}$,$\nu_{c}$ とする $(\nu_{a} \lt \nu_{b} \lt \nu_{c})$。

    例題では,$\nu_{b} = 43$,$\nu_{a} = 40$,$\nu_{c} = 60$ である。

  2. $\nu_{a}$ に対応する値 $a$,$\nu_{c}$ に対応する値 $c$ を表から読みとる。

    例題では,$a = 2.021$,$c = 2.000$ である。

  3. $\nu_{b}$ に対応する値 $b$ は,次式で求められる。 \[ b = a-(a-c)\ \frac{\displaystyle \frac{1}{\nu_a}-\frac{1}{\nu_b}} {\displaystyle \frac{1}{\nu_a}-\frac{1}{\nu_c}} \] 例題では,$b = 2.021 - (2.021 - 2.000)\times \displaystyle \frac{1\ /\ 40-1\ /\ 43}{1\ /\ 40-1\ /\ 60} = 2.0166$ となる。
    注 1: $t$ 分布の両側確率の計算によると $\Pr\{|\,t\,|\geqq2.0166\}= 0.05001$ であり,かなりよい近似値を与えることがわかる。
    注 2: $t$ 分布のパーセント点の計算によると $2.01669$ である。


演習問題


問題1 $t$ 分布表において,自由度が $80$,両側確率が $0.01$ になるようなパーセント点を求めなさい。答えは小数点以下 4 桁目で四捨五入した値を解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。

解答欄:    

問題2 $F$ 分布表において,第 $1$ 自由度が $2$,第 $2$ 自由度が $77$ であるとき,上側確率が $0.05$ になるようなパーセント点を求めなさい。答えは小数点以下 3 桁目で四捨五入した値を解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。

解答欄:    

問題3 ダネットの表(両側検定 $\alpha = 0.05$)において,自由度が $95$,群の数が $5$ のときの値を求めなさい。答えは小数点以下 4 桁目で四捨五入した値を解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。

解答欄:    

応用問題

問題1 $t$ 分布表において,自由度が $12.76$,両側確率が $0.05$ になるようなパーセント点を求めなさい。答えは小数点以下 4 桁目で四捨五入した値を解答欄に記入し,送信ボタンをクリックしなさい。

解答欄:    


・ 直前のページへ戻る  ・ E-mail to Shigenobu AOKI