マクネマー検定     Last modified: Aug 25, 2015

例題

 「ある意見への賛否の態度を 2 回調査した結果は表 1 のようになった。 変化があったといえるかどうか検定しなさい。」

表 1.同じ対象者に行われた 2 回の調査結果
4 月
 支持する どちらともいえない 支持しない   合計 
1 月支持する 13  6  1  20 
どちらともいえない 2 8  19  29 
支持しない 4 7  21  32 
合計 19  21  41  78 


R による解析

> tbl <- matrix(c(
+ 	13, 6, 1,
+ 	2, 8, 19,
+ 	4, 7, 21
+ 	), ncol=3, byrow=TRUE)
 
> tbl
     [,1] [,2] [,3]
[1,]   13    6    1
[2,]    2    8   19
[3,]    4    7   21

前もって定義されている関数を使う場合

> mcnemar.test(tbl)

	McNemar's Chi-squared test

data:  tbl 
McNemar's chi-squared = 9.3385, df = 3, p-value = 0.02511

別の拡張による新たに定義した関数を使う場合

> McNemar(tbl)

	拡張されたマクネマー検定(二項検定に帰着)

data:  tbl
n1 = 13, n2 = 26, p-value = 0.05325


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