人間に最も訴えかける形は“顔”である。例えば,単純な線画でも,口が上に曲がっているか下に曲がっているかで受ける印象は大きく異なる。顔の構成要素は,そのほかにも,目の大きさ・傾き・視線,鼻の長さ・位置,顔の大きさなど非常に多い。複数の変数の大小を顔の構成部分とその形状に割り当てると,様々な表情を持つ“顔”が得られる。似た表情を持つ対象は似ていることが分かる。また,“良い”と判定される変数の大きさをにこやかな顔に対応させると判断が容易になる。印象深いだけに,扱いは難しい。
この類型として,“体型グラフ”,“木グラフ”などがある。
図 1.顔型グラフの例 |
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演習問題:
応用問題: