ステム・アンド・リーフ     Last modified: Mar 01, 2004

 ステム・アンド・リーフは,図 1 のように,データの分布と実際の観測値を同時に表現する特別なグラフ表現法である。絵グラフの絵の代わりに数字を使ったものと考えて良い

 観察値を $10^{k}$ 倍して整数部をステム,少数点以下 $1$ 桁目をリーフとする($k$ はステムの範囲が適切になるように選ぶ)。例えば,観察値を $10^{k}$ 倍したものが $142.6, 143.0, 143.1, 144.0, 146.0 \dots$ という数値になったとき,$142, 143, 144, 146$ がステム,$6, 0, 1, 0, 0 \dots$ がリーフである($142$ のステムにリーフが $1$ つ,$143$ のステムにリーフが $2$ つあるなど。リーフはそれ以下の数値を四捨五入して表示されることもある)。

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図 1.ステム・アンド・リーフの例


演習問題

 「表 1 のデータをステム・アンド・リーフで表しなさい。」

表 1.ステム・アンド・リーフを描くデータ
0.84 1.05 1.13 1.26 1.54
0.86 1.05 1.14 1.26 1.57
0.90 1.06 1.16 1.28 1.62
0.92 1.06 1.17 1.33 1.66
0.93 1.07 1.18 1.35 1.74
0.98 1.08 1.19 1.35 1.87
1.01 1.09 1.20 1.35 2.00
1.02 1.10 1.22 1.39
1.03 1.12 1.23 1.42
1.04 1.13 1.24 1.46

解答R による解答)


応用問題


・ 計算プログラム [R]
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