$F ( x )$ が飛躍だけで増加する場合,つまり,$x_{1}, x_{2}, \dots$ を有限または可付番個の点集合とし,これらに $p_{1}, p_{2}, \dots$ なる正数が対応して,$\sum p_{i} = 1$ であるとき,
\[ F ( x ) = \sum p_{i} \] であれば,その分布は離散型分布であるといい,離散型分布を定める確率変数 $x$ のことを離散変数という。
各点については \[ \Pr\{ x = x_{i} \} = p_{i} \] が成り立ち,$x$ 軸上のその他の点については \[ \Pr\{ x = x' \} = 0 \] である。
表 1 に示したものは,離散型分布の一例である。
演習問題:
応用問題: