距離尺度とも呼ぶ。観察される変数と数値を対応させる基準。比例尺度と異なり,数値の差のみに意味がある。例えば,温度が 10℃から 15℃になったときに,50% の温度上昇があったとはいわない。温度が絶対温度 K で表されているならば,比例尺度なので何% 上昇などのようにいえる。温度が 10℃から 15℃になった場合も,100℃から 105℃になった場合も共に 5℃の温度上昇である。比例尺度は間隔尺度の特性をかね備えている(数値の差にも意味がある)ので,間隔尺度変数に適用できる分析手法は比例尺度変数に対しても使用できる。「間隔尺度以上」という場合には,間隔尺度と比例尺度の両者を指す。
データの水準も参照のこと。