発癌率を $P$ としたとき,( 2 )式の左辺をロジットと呼ぶ。
\[ \log \left ( \frac{P}{1-P} \right ) = \alpha+\beta\ \log D \tag{2} \] ロジットモデルはこのロジットが線形式で表現できるとしたモデルである。( 2 )式を変形すると( 3 )式を得る。
\[ P = \frac{1}{1+\exp(-\alpha-\beta\ \log D)} \tag{3} \] このモデルも Probit model と同様に S 字形の用量 - 反応曲線を与える。$D$ が $0$ に近付くと,Probit model よりはゆっくりと,$P$ が $0$ に近付く。