AWK の簡単な説明     Last modified: May 15, 2002

 AWK は Aho,Kernighan,Weinberger により開発されたプログラム言語である[参考文献]。

 AWK は起動されると先ず AWK プログラムソースを読み込む。AWK は読み込んだプログラムを内部表現にコンパイルした後,指定された入力ファイルを順に処理していく。入力された各行について AWK はその行が AWK プログラムに指示されたパターンに合致するかどうかを調べる。そしてパターンが合致すればそれに対応する作用ブロックが実行される。

 また,AWK は各行を読み込む度に,それをフィールドに分割する。フィールド区切り子としては予約変数 FS の値が使用される。もし FS の内容が 1 文字だけならば各フィールドはその文字で分けられる。そうでなければ FS は正規表現であると見なされる。

AWK のプログラム要素

 AWK プログラムの構成は次のようになっている。

pattern { action statements }
function name(parameter list) { statements }
参考文献
	Alfred V. Aho, Brian W. Kernighan, Peter J. Weinberger: 
	The AWK Programming Language, Addison-Wesley, 1988.


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