学名:Trachelospermum asiaticum
別名:マサキノカズラ
花期:夏
蔓性の植物で,茎の途中から気根を出し,木や岩壁に這い登ります。花は初夏(撮影は 6 月上旬)に咲き,最初は純白で終わりに近づくと黄色くなります。花びらはねじれています。テイカカズラはキョウチクトウ科なので,一重の白い花の咲くキョウチクトウ(夾竹桃)と似ていますが,花びらの旋回方向が逆ですね。
名前は,歌人の藤原定家にちなんでつけられたものです。
May 09, 1998
Jul 11, 1998
花が終わると長い莢状の実がつき,木枯らしが吹く頃に莢がはじけて,中から細い羽毛のような毛の生えた種子が覗いています。風に乗ってできるだけ遠くへ子孫を運ぼうというわけです。
Nov 30, 1997
種子をよく見ていたら,小さな噴水みたいな感じがしました。 |
Oct 23, 2004