タイワンシチヨウレン(台湾七葉蓮)  ユリ科  Last modified: May 16, 2002

photo  学名:Paris formosana
 別名:タイワンツクバネ(台湾衝羽根),タイワンキヌガサソウ(台湾衣笠草)
 花期:春

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 台湾全島の山野に生ずる多年草で,高さ 1 メートルにも達するそうです。茎,葉柄ともに紅紫色を帯び,7 〜 9 枚の葉を輪生し,一つの花を頂生します。花は 6 枚の葉状萼片に囲まれ,6 つの糸状花弁と 12 本の雄しべ,1 本のめしべがあります。葯は披針形で鮮黄色を呈し,柱頭は 6 裂して暗紅紫色となります。
 根の皮を酒と水を等量合わしたもので煎じて飲むと,腹痛,健胃に効果がある。また,毒蛇に咬まれたときにも煎じ汁を飲み,その残渣を患部に塗るとよいとされているそうです。

 参照: ツクバネソウ(衝羽根草)クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)

 Apr 10, 1999


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