学名:Paris formosana
別名:タイワンツクバネ(台湾衝羽根),タイワンキヌガサソウ(台湾衣笠草)
花期:春
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台湾全島の山野に生ずる多年草で,高さ 1 メートルにも達するそうです。茎,葉柄ともに紅紫色を帯び,7 〜 9 枚の葉を輪生し,一つの花を頂生します。花は 6 枚の葉状萼片に囲まれ,6 つの糸状花弁と 12 本の雄しべ,1 本のめしべがあります。葯は披針形で鮮黄色を呈し,柱頭は 6 裂して暗紅紫色となります。
根の皮を酒と水を等量合わしたもので煎じて飲むと,腹痛,健胃に効果がある。また,毒蛇に咬まれたときにも煎じ汁を飲み,その残渣を患部に塗るとよいとされているそうです。
ツクバネソウ(衝羽根草),クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)
Apr 10, 1999