学名:Momordica grosvenori
「甘くて,低カロリー,中国の貴重な秘果」として売られているようです。群馬県中之条町の薬王園で見たのが初めてですが,息子を連れて暮れの買い出しに近くのスーパーへいったときにめずらし物好きの彼が買ってきました。直径 5 センチくらいの球状で,乾燥させてあるので見た目に相違して軽いです。小ぶりのプリンスメロンの干物といったところでしょうか。砂糖の 400 倍の甘さを持つがカロリーはないということが書いてありました。羅漢果 1 個を砕き,水 1,2 リットルで煎じると茶褐色の液体(羅漢果ジュース)になります。ちょっとなめてみて「まず〜〜い」といっておりました。私は,味見はしていません。
中国の清王朝時代の羅漢という医者がこの果実が体によいということを発見したのでその名をとって羅漢果と呼ばれるようになったそうです。羅漢果は世界でもただ一箇所,中国の最南端に位置する桂林周辺にしか生育しない植物だと説明書に書いてありました(ちょっと,眉唾のような気がします)。
種はひらべったいものがたくさんはいっています(右下)。春になったら播いてみましょうか...
Dec 30, 1999