ピンポンノキ(ピンポンの木)  アオギリ科  Last modified: Feb 01, 2008

photo  学名:Sterculia nobilis

 中国南部原産らしいです。温室では 5 月上旬に花が咲いていました。小さな竹細工でできたみたいな花が房状についています。実は食べられるそうですので,どんな実ができるか後で見てみましょう。
 中国名を「頻姿(ピンポー)」というそうで,その音から英名 pingpong tree になったそうで,卓球とは無関係のようです。

 May 13, 1999

photo  May 02, 1998

photo  ばら園の温室には一月に 2 回くらい行くのですが,ピンポンの木に実がなっているのに今回初めて気づきました。あんなにたくさんの花が咲くので,実もたくさんなるのだと思いこんでいたのです。しかし,実際にはこの木はかなり大きいのに 3,4 個しかなっていませんでした。しかも,葉の裏に隠れてなかなか見づらいです。これでは今まで気がつかなかったのも無理はないかも知れません。
 長さ 5 センチくらいの,ちょっと長細い黒い実が見えました。赤っぽいのは実を包んでいるもので,3 つにはじけるようで,その中に 3 つ種が入っているようです(写真のものは種が 2 つしか入っていません)。高い位置にあるのでうまく写真が撮れません。残念です。

 Sep 30, 1999

photo  Jan 07, 2006


・ 直前のページへ戻る  ・ E-mail to Shigenobu AOKI
・ 植物園の最初のページへ戻る フレーム版  非フレーム版