学名:Morus bombycis
別名:ヤマグワ(山桑),ササグワ
花期:春
群馬県は有数の繭の生産県です。山間部でなくても市内をちょっとはずれた畑にも桑が栽培されています。冬になると枝が切り詰められ,切り株状態になって畑に並んでいたりします。
でも最近では,カイコの飼育にも人工飼料が使われたり,カイコの飼育自体も減ったのか,桑畑は少なくなっているそうです。それで,最近は桑の葉を人間が利用することが研究されているそうです。桑の葉のてんぷらなどもおつなものなんだそうです。
葉の切れ込みのあるものやないものなど,品種もいろいろあるようです。
Apr 25, 1998
「あかとんぼ」の歌にも,「やまの はたけの くわのみを …」と出てきます。桑の実は昔は子供達のおやつ代わりになったのでしょう。桑の実は熟すと黒紫色になり,たくさん食べると口も紫色になるので,それを見つかって親に怒られたという昔話も聞きます。
上の写真は雄花,中・下の写真は雌花です。
May 05, 1998
May 24, 2003
冬の桑畑です。毎年毎年,その年に出た若い枝につく葉を枝ごと切り取って利用するので,幹の部分は太く節くれ立ったものになっています。
Feb 21, 2004