学名:Physalis alkekengi var. franchetii
花期:夏
ナス科の多年草で,ちょっと見にはトウガラシ(唐辛子)やピーマンに似た花です。写真には若い実が見えますが,角が 5 つあるの袋の中に赤い実(右下)がなります。浅草のホオズキ市で売られますね。
ホオズキといえば,女の子が口に入れて鳴らすものと思っているでしょうが(実際,三省堂の新明解国語辞典(第二版)金田一京助にもそう書いてある),それはこのホオズキではなく,海ホオズキのことです。海ホオズキは貝の卵の袋です。実際,ホオズキの実の皮は薄くて(ミニトマトを思えばいいかも),それをクチャクチャやってるとすぐに破れると思いますよ。
上のように書いているといろいろご意見をいただきます。ホオズキのほうが本家だとか,実際にならして遊んだとか。私も 2,3 回はやってみた記憶がありますが,味が変だし,うまく鳴らせませんでした。私って,よほど不器用なんでしょうね(^_^;)。
ほおずきの遊び方(浅草インターネット推進協議会)
Aug 09, 1998
Aug 09, 1998
天然の造形物を 1 月の花壇で見ました。果肉が自然に腐蝕して,網の目のような脈だけが白く残っていました。中に赤い実が覗いて見えます。人工的に処理したものは,生け花の素材として花屋さんでも売られています。
Jan 09, 1999