ホオズキ(酸漿)  ナス科  Last modified: Jun 21, 2006

photo  学名:Physalis alkekengi var. franchetii
 花期:夏

 ナス科の多年草で,ちょっと見にはトウガラシ(唐辛子)ピーマンに似た花です。写真には若い実が見えますが,角が 5 つあるの袋の中に赤い実(右下)がなります。浅草のホオズキ市で売られますね。
 ホオズキといえば,女の子が口に入れて鳴らすものと思っているでしょうが(実際,三省堂の新明解国語辞典(第二版)金田一京助にもそう書いてある),それはこのホオズキではなく,海ホオズキのことです。海ホオズキは貝の卵の袋です。実際,ホオズキの実の皮は薄くて(ミニトマトを思えばいいかも),それをクチャクチャやってるとすぐに破れると思いますよ。
 上のように書いているといろいろご意見をいただきます。ホオズキのほうが本家だとか,実際にならして遊んだとか。私も 2,3 回はやってみた記憶がありますが,味が変だし,うまく鳴らせませんでした。私って,よほど不器用なんでしょうね(^_^;)
 ほおずきの遊び方(浅草インターネット推進協議会)

 Aug 09, 1998

photo  Aug 09, 1998

photo  天然の造形物を 1 月の花壇で見ました。果肉が自然に腐蝕して,網の目のような脈だけが白く残っていました。中に赤い実が覗いて見えます。人工的に処理したものは,生け花の素材として花屋さんでも売られています。

 Jan 09, 1999


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