学名:Iris setosa
花期:夏
亜高山帯の湿地や高層湿原に群生します。那須地方,および霧ヶ峰にはそれぞれナスノヒオウギアヤメ(那須野檜扇文目),キリガミネヒオウギアヤメ(霧ヶ峰檜扇文目)があります。
直径 8 センチほどの青紫色の花をつけます。外花被片は広倒卵形で長さが 5 センチほどで垂れ下がり,基部に黄と紫の虎斑模様があります。内花被片は倒卵形で長さが 1 センチほどで,直立します。
花がアヤメ(文目),葉がヒオウギ(檜扇)に似ていることから命名されました。
“Iris setosa”は,統計学の世界で有名な“Fisher の Iris data”の中に現れる植物です。
Jun 17, 2000
Jun 17, 2000
May 28, 2004
Jun 07, 2009