ヒボタン(緋牡丹)  サボテン科  Last modified: May 16, 2002

photo  学名:Gymnocalycium mihanovichii var. friedrichii 'Hibotan'

 赤いのは花ではなく,サボテンです。遠くから見ると花のように見えるのでこの名前がつけられたのでしょう。葉緑素を全く持っていないので,台木に接ぎ木して育てます。サボテンの接ぎ木というのは案外簡単で,台木と接ぎ穂を鋭利な刃物で切り,台木の上に接ぎ穂を載せ,糸でやや強く縛っておくだけです。一週間もすれば固着するので糸を外してやれば,はい,できあがり。市販されているものは台木としてサンカクチュウ(三角柱)が使われることが多い(写真の緑のサボテン)ですが,リュウジンボク(竜神木)なども使えます(というか,丈夫で,安価なサボテンなら何でも可能です)。
 葉緑素を持たないサボテンで他によく見られるのはヤマブキ(山吹)という種類のものです。

 May 02, 1998


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