ヘラオモダカ(箆面高)  オモダカ科  Last modified: Aug 07, 2002

photo  学名:Alisma canaliculatum
 花期:夏〜秋

 水田や溝など浅い水中に生える多年草です。葉がヘラ状のオモダカということなのでしょう。枝分れした花茎を出し,直径 7,8 ミリの白い 3 弁の花をつけます。このような植物の写真は小さなサイズの画像では表現しにくいですね。後ろのほうにたくさん繁っている葉はガマ(蒲)の葉です。
 撮影は香川県高松市の屋島です。屋島は屋根形の山で,南嶺(なんれい)と北嶺(ほくれい)に分かれています。南嶺には屋島寺や水族館があり観光客でにぎわっていますが,北嶺は駐車場から 2 キロくらい歩かなければならず,観光客はほとんど行きません。北嶺には周遊コースがありますが,何にもありません。休憩広場というのがありますが今は草が伸び放題,そこにあった店も何年も前に店じまいして,今は廃墟のようになっています。これでは観光客が来るわけもないですね。休憩広場に池があり,ガマ(蒲)スイレン(睡蓮)に混じってこのヘラオモダカも生えていました。

 参照: マルバオモダカ(丸葉面高)

 Aug 11, 1999

photo  Jun 23, 2002

photo  Jun 23, 2002


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