学名:Cypripedium macranthum var. speciosum 花期:春
山地の草原に生える多年草で,茎の先に直径 3 〜 5 センチの淡紅色の花をつけます。唇弁は袋状で大きく,これを平敦盛が背負ったほろ(母衣)に見立てたものです。なぜ平敦盛が出てくるかというと,熊谷直実が背負ったほろにたとえたクマガイソウ(熊谷草)との対比です。
May 29, 1999