学名:Cecropia palmata
アステカアリと共生することで有名で,「アリ植物」と呼ばれます。アリにすみか(空洞の茎)と食料(グリコーゲン)を与える代わりに,他の害虫の食害から護ってもらうということのようです。しかし,アステカアリは単になわばり意識が強くて他の害虫を追い払うだけのようです。ですから,相利共生というのでもないようです。
茎には竹のように節があり,その間が中空になっています。アリは,幹に開けた穴から出入りするそうです。
葉柄の基部から「フード・ボディーズ」というグリコーゲンを含んだ粒を出し,これがアリの食料になるのだそうです。
Sep 23, 2002