• 　データはテキストファイル（ASCII ファイル）として準備してください。Excel のワークシートファイルは不可。

• 　データファイル内には，数値データしか記入できません。カンマ，スペースも半角文字で入力しなければなりません。特に，空白は注意してください。

• 　データファイルの１行目には，変数名を定義することができます。変数名は８文字以内の英数字で定義し，カンマ，空白またはタブで区切ります。必然的に，変数名に空白，カンマ，タブを含むことはできません。

• 　Macintosh の場合には，日本語入力モードになっているときに，テンキーからの入力は半角になりますが，スペースキー，カンマは全角で入ってしまいますから，特に注意してください。

• 　前の画面で指定した data.file という名前のファイルには以下のようなデータが入っていると仮定しています。これは，９組のデータで，それぞれが５つの測定値を持つという場合のデータの準備の例です。

• 　欠損値は特別な値（実際の測定上あり得ない値，例えば体重なら 0 とか。下の例では２行目の２番目のデータが欠損値なので，ここでは -99 という値を入力してあります）を入力しておき，解析オプションで欠損値の指定を行ってください。カンマを連続させることで空値をあらわすというようなことはできません。

• 　分析に使う変数の指定法は解析オプションを参照してください。

first, second, third, fourth, fifth
637.5, 727.7, 753.9, 600.5, 792.9
799.6,   -99, 632.9, 663.1, 670.4
471.1, 503.6, 578.4, 472.1, 746.7
750.3, 698.7, 753.1, 747.3, 749.6
664.6, 625.0, 555.9, 733.2, 647.6
675.8, 592.4, 679.6, 623.9, 828.3
803.6, 877.6, 758.5, 681.3, 802.5
827.8, 790.0, 771.7, 861.5, 677.0
782.1, 771.4, 460.1, 193.3, 729.5