因子分析  Last modified: Mar 27, 2008

目的

 指定された変数を用いて因子分析を行います。


オプション

  width=m                      出力時の1行当たりの文字数(80≦m≦300)

  missing-value=xxx            欠損値の指定

  selection=n0(yyy,zzz)        分析対象ケースの選択

    n0 は変数番号を表す整数値。yyy, zzz は yyy < zzz の数で,
    変数 n0 の値が,yyy 以上,zzz 以下のケースを分析対象とする。
    変数がある値のケースだけを分析対象にするときは,
    selection=n0(yyy) と書いてよい。

  variables=n1,n2-n3,n4,n5     分析に使用する変数の番号

    n1,n2,n3 などは,変数番号を表す整数値
    連続する変数番号はマイナス記号で連結して略記できる。
    variables= が省略されたときは,全ての変数を使用する。

  nfactors=         抽出する因子数(省略時は初期固有値が1以上の個数)

  ignore=Y          共通性が1を超えても収束計算を続ける。

  rotation=         因子軸の回転方法(省略時には varimax 回転を行う)

    指定できるのは,varimax, quartimax, bi-quartimax,
                    quartimin, co-varimin, bi-quartimin,
                    none
    none が指定されたときには,因子軸の回転は行わない。

  com-epsilon=      共通性の反復推定の収束判定値(標準値=1e-05)

  com-rotation=     共通性の反復推定の回数の上限値(標準値=1000)

  fl-epsilon=       因子軸の回転の収束判定値(標準値=1e-05)

  sort=Y            因子負荷量の大きさの順に変数を並べ替える。

  score=N           因子得点を出力しない。


オプションの記述例

2,5,8,10,15 〜 21 番目の変数を用いて解析を行う。

  variables=2,5,8,10-21

2,5,8,10,15 〜 21 番目の変数を用いて解析を行う。ただし,抽出する因子は 3 として,因子負荷量の大きさの順に変数を並べ替える。

  variables==2,5,8,10-21/nfactors=3/sort=Y


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