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使用法
=hyperg(k, n, kk, nn, flag)
k 確率変数の取る値
n 標本の大きさ
kk 母集団中で特性を持つものの数
nn 母集団の大きさ
flag 0: 確率関数 f(k), 1: 分布関数 F(k)
エラーチェック
1) nn ≦ 0 または 整数でないとき
2) kk ≦ 0 または kk > nn または整数でないとき
3)n ≦ 0 または 整数でないとき
4) k < 0 または k > n または整数でないとき
Excel の hypgeomdist(k, n, kk, nn) 関数は,定義式通りに確率関数を計算しようとするので,組み合わせ( nCk )を計算できない(オーバーフローする)ことがある。コンピュータはあまり大きな値を使えないのだ(「10 の 308 乗」以上はだめ)。
たとえば,Excel の combin(n, k) は,n = 1030, k = 500 でオーバーフローする。超幾何分布の計算では 3 種類の組み合わせの計算が必要になるので,オーバーフローが起きる条件の明示が面倒。
対策は,組み合わせを対数を使って計算し,最後に逆対数(指数)を計算する。それだけ。
Excel 2004 になって,やっと解決されたようです。