ブナハバチ
学名:Fagineura crenativora  膜翅目ハバチ科
  Last modified: Mar 14, 2008

photo
名称   ブナハバチ(幼虫)
食草   ブナ(椈)イヌブナ(犬撫;犬椈)
説明   たくさんのブナハバチの幼虫がブナの幹を登る。ブナ(椈)の葉は食害され,新緑の季節だというのにブナの森は葉が落ち,一面赤茶けた森に変わってしまう。
発見状況 ブナ(椈)の葉,幹にたくさんの幼虫がいた。
体長   約 25 mm
撮影場所 三重県松阪市
撮影日付 2007/06中旬〜下旬
撮影者  zipp home
その他  数年間隔で時に大規模発生し,ブナの新葉を地域単位で喰い尽す。幼虫は2週間ほどで地中に姿を消す。
ネット上で調べると,2007年は日光・丹沢・台高山脈・大峰山脈で大量発生したようだ。
ブナハバチは,2000年に新属新種登録されたハバチであり,まだ生態の詳細は明らかになっていないが,ブナハバチについては次のサイトに詳しい。
「丹沢のブナハバチとサクラスガ」
http://www.rh.u-tokai.ac.jp/~stani/indexTZ.html


photo
名称   ブナハバチ(幼虫)
説明   ブナ(椈)の株元の幼虫群。脚が多くチョウ・ガの仲間ではなく,ハバチ類であることがよくわかる。
撮影場所 三重県松阪市
撮影日付 2007/06中旬〜下旬
撮影者  zipp home


photo
名称   ブナハバチ(幼虫)
説明   ブナの葉を食害するブナハバチ。樹の下にいると,フン,幼虫が次々と落ちてきて,雨音のような音がする。
撮影場所 三重県松阪市
撮影日付 2007/06中旬〜下旬
撮影者  zipp home



・ 直前のページへ戻る  ・ 幼虫図鑑トップ  ・ E-mail to Shigenobu AOKI