2006 年 02 月 14 日

 赤城山の麓へザゼンソウを見に行くのが年中行事のようになった。
 今年は寒いけど,雪は全くなく,日当たりには青い雑草の芽が見えている。
 とはいえ,谷川のしぶきの当たる岩にはつららがついているし,日陰には太く長い霜柱が伸びすぎて倒れている。
 ザゼンソウの仏炎苞の中は暖かいのだそうだ。花粉がたくさん降り積もっているのも見える。
 毎年見に来て,毎年見られるのがマナーの悪いカメラマン。
 今日も木道から降りてど真ん中でザゼンソウを相手に一生懸命だ。
 今までは注意したこともないが,こちらもだいぶ年をとったので,少しくらい年上なら注意もできる(年下は,怖いからね)。
 「おじさん!そこに入らない方がいいよ!」
 「え,そう?」
 とかとぼけたことをいう。
 あれこれ言うとめんどくさいので
 「木道!木道!」といいつつ,通り過ぎる。
 長い玉(望遠レンズ)を使えばちゃんと撮れるのさ。
 今日は暖かく,日中は遠くの山が霞んで見えた。
 カーラジオが「今日は,春一番が吹くかもしれない」とも言っていたが。
 関東近辺で,春一番が吹いたかどうかは,東京都大手町の気象庁が基準になっているらしい。
 何でもかんでも都会中心か?

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