specifyModel Last modified: Jan 01, 2012
specifyModel は,RAM でモデルを記述するためのものである。
使用法
specifyModel(file = "")
a <- specifyModel()
a -> b, coef1, NA
x -> b, coef2, NA
a <-> a, e1, NA
b <-> b, e2, NA
x <-> x, NA, 1
により,> a <- specifyModel()
1: a -> b, coef1, NA
2: x -> b, coef2, NA
3: a <-> a, e1, NA
4: b <-> b, e2, NA
5: x <-> x, NA, 1
6:
Read 5 records
> a
Path Parameter StartValue
1 a -> b coef1
2 x -> b coef2
3 a <-> a e1
4 b <-> b e2
5 x <-> x <fixed> 1
となる。
RAM の指定法は,1 行ごとにカンマで区切った 3 個の事項からなる。
- 矢印による指定
例えば,A,B を変数名としたとき,A -> B(または B <- A) は回帰係数,A <-> A は分散,A <-> B は共分散を表す。
readMoments 関数で読み込まれたり,データフレームから計算された相関係数行列に含まれない変数は潜在変数とみなされる。
空白の挿入は任意(空白がなくてもよい)。>, < に伴うハイフン(-)は幾つでもよい(0 個でもよい)。つまり A -> B,A ----> B,A>B などは皆同じものとみなされる。
- パラメータ名
矢印で表される回帰係数,分散,共分散に付ける名前。いくつか同じ名前を付けるということは,それらが同じ値を取るという制約条件を付けることと同じである。
定数を指定するときは,名前を NA とする。
- 値
パラメータの初期値,または定数(パラメータ名が NA のとき)
引数
- file = ""
入力ファイルを指定する
デフォルトの場合は,コンソールから入力する。この場合は,空行で入力終了。
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