文献の対象はあらかじめちゃんと決めたガイドラインに従って系統的に行うべきである。
リスク行動:喫煙,飲酒,低栄養,運動不足
疾病: 血圧,入院期間,傷病報告,受療の量
・例えば,女 100 人,男 300 人について研究されたとき,(1)重み付けされた一つの effect size を算出して用いる,(2)性別を考慮する meta-analysisならば二つの別々の effect size を用いる,という選択ができる。
・例えば,三つの時点で測定されたデータがあるような場合は,それを平均したeffect size を用いるか,三つの内からランダムに一つを取り上げて用いる,ということもできる。
・複数の指標が観察されるときも平均すればよい。
・複数の処理群が一つの対照群と比較され,結果が複数個出ることがある。多くのmeta-analyst はこのような特殊な例は無視するようだ。
・同じ著者(ら)による複数の発表。第一報,第二報などとあるときは最後のものだけをとればよいだろう。これらの結果を独立のものとみなすことは結果に偏りをもたらすことになる。偏りが明らかになったならば,彼らの結果の平均をとればよい。