No.23058 既知の要因を考慮した解析方法について  【田中】 2021/04/25(Sun) 02:00

よろしくお願いします。

認知機能と,どのような身体機能には関連があるのか,について調べています。
すでに関連が報告されているもの(年齢や性差など)を考慮しても,身体機能には関連があるのか,ないのかを判断するにはどのような方法があるのでしょうか。
自 分で調べて考えた中では,重回帰分析が使えるのではないかと思いましたが,説明変数に身体機能とともに,すでに報告されたものも投入しても,目的を達成で きない気がしています。具体的には,仮になんらかの身体機能が,認知機能と関連したとしても,関連の強いと思われる年齢など「も」関連したとなると思われ るためです。
重回帰分析にこだわっている訳ではありませんが,時折論文で目的変数,説明変数以外に,調整変数を設定している場合を目にします。これなら目的を達成できるかとも思いましたが,私が使用しているEZRでの実行方法が分からず,解決には至りませんでした。
当たり前ですが,結果として,これまでの報告された要因を考慮したら,関連を見いだせなくても構いません。方法について,ご指南頂けましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。

No.23059 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【aoki】 2021/04/25(Sun) 22:07

「EZRでの実行方法が分からない」というのと,どのような分析方法を採用したら良いのかわからないというのは別 でしょうが,どちらなんでしょうか?(EZR は全ての分析手法をカバーしているわけではないので。というか,EZR に依存しすぎないほうがよいと思います。あれは,...麻薬ですかね?(^_^;))

No.23060 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【田中】 2021/04/26(Mon) 06:29

aoki 様

ご返信をありがとうございます。

本当は どちらも というのが,現状なのです。
も し可能であれば,その双方にご助言を頂けたらと思いますが,どちらかということでありましたら,「どのような分析方法がを採用したら良いのか」についてを 優先してお願いします。最も知りたいのはそちらです。EZRでできる範囲でということではなく,それでできないこと,または他でより良くできるのであれ ば,そちらの学習に私が切り替えるべきと考えます。

どうか,よろしくお願い致します。

No.23061 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【aoki】 2021/04/26(Mon) 16:52

> 重回帰分析が使えるのではないかと思いましたが,説明変数に身体機能とともに,すでに報告されたものも投入しても,目的を達成できない気がしています。具 体的には,仮になんらかの身体機能が,認知機能と関連したとしても,関連の強いと思われる年齢など「も」関連したとなると思われるためです。

重回帰分析の結果として得られる「偏回帰係数」の「偏」は,他の変数の影響を受けない回帰係数であることを意味しています。

No.23062 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【田中】 2021/04/27(Tue) 12:33

aoki様

ご返信ありがとうございます。

・「偏回帰係数」の「偏」は,他の変数の影響を受けない回帰係数であること

た とえば, 目的変数を認知機能検査の得点として,説明変数に調査したい身体機能検査と,すでに関連がある報告されている変数(年齢,性別)を設定したとし ます。結果で身体機能に有意差が認められたら,年齢と性別の影響を除外しても,目的変数を説明する要因として採用できる と言うことでしょうか。

No.23063 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【aoki】 2021/04/28(Wed) 20:33

だと思いますが,そうでなければ,重回帰分析の意味・結果の解釈ってどうなるんでしょうか?

No.23064 Re: 既知の要因を考慮した解析方法について  【田中】 2021/04/29(Thu) 01:23

aoki 様

・重回帰分析の意味・結果の解釈ってどうなるんでしょうか?

ご質問いただきましたが,私には返す言葉を持ち合わせておりません。

重複するような質問でしたが,具体的な例で確認させて頂きました。
ご返答,誠にありがとうございました。

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