No.22911 2項分布の発見者  【統計の子猫】 2020/05/09(Sat) 17:30

2項分布を初めて見つけた人と時代を探しております。色々と調べているのですが,見つけることが出来ず,ここでお聞きすることにしました。

ポアソン分布であれば,1838年にシメオン・ドニ・ポアソンが提案したということが分かっていますし,正規分布であれば,実はガウスよりも前にフランスの数学者ド・モアブルが見つけたと言われたりしています。
ド・ モアブルは1730年代に,2項分布のnを大きくしていくと,2項分布の形が正規分布で近似できることを発見したと書いてあります。このことから,2項分 布の発見は正規分布よりも古いだろうと予想しますが,誰がどのようにして2項分布を発見したり気付いたのかが書かれた文献などを見つけることが出来ませ ん。
どなたか,2項分布の発見者または提案者が誰なのか,いつごろ発見されたのか,お教えいただけないでしょうか。また,2項分布の歴史が分かる文献なども教えていただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

No.22912 Re: 2項分布の発見者  【青木繁伸】 2020/05/09(Sat) 22:13

ヤコブ・ベルヌーイ ?
Wikipedia の記事

No.22913 Re: 2項分布の発見者  【統計の子猫】 2020/05/10(Sun) 09:36

青木先生,

コメント,有難うございます。ご紹介いただいた記事を読みました。
ベルヌーイが,ベルヌーイ試行をまとめた場合,つまり二項分布を考えなかったとは思えません。二項分布は,1713年頃にベルヌーイによって発見されたと言えそうです。
有難うございました。

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