No.22873 重回帰分析の結果解釈について  【山本】 2019/12/28(Sat) 16:18

青木先生

はじめまして。
山本と申します。
統計の初心者で初歩的なご質問で恐縮でございますが,宜しくお願い申し上げます。

がん患者において,服用薬剤数が患者のADLに与える影響を調査しています。
当方の仮説は,入院中の薬剤数の減少は退院時のADLにプラスに働くと考えています。
入院中に薬剤数が減少した群を減少群,維持・増加した群を増加群に対象患者を分類し,単変量解析を行いました。
目的変数を退院時ADL(Bathel Index),単変量解析の結果から有意因子を説明変数とした重回帰分析を行ったところ,服用薬剤数の変化量と退院時ADLに有意な関係が認められました[β(95%CI):-1.26(-2.21〜-0.32)]。
服用薬剤数の変化量は,退院時の薬剤数から入院時薬剤数を引いた値です。

この結果の解釈として,薬剤数が減少すると退院時ADLにプラスに働くと言えるのでしょうか?
御多忙のところ,申し訳ございませんが,ご教示の程,宜しくお願い申し上げます。

No.22874 Re: 重回帰分析の結果解釈について  【aoki】 2019/12/28(Sat) 17:20

> 薬剤数が減少すると退院時ADLにプラスに働くと言えるのでしょうか?

あなたは,どう思うのですか?
そして,それのどこが不安なんですか?

No.22876 Re: 重回帰分析の結果解釈について  【山本】 2019/12/29(Sun) 16:59

青木先生

ご返信ありがとうございました。
個人的には,薬剤数の変化量とADLとに負の関連性が認められておりますので,
自分の仮説通りの結果となっているのではないかと考えています。
しかし,自分の結果の解釈が正しいのかを相談できる人がいないため,ご相談させて頂きました。
宜しくお願い申し上げます。

No.22877 Re: 重回帰分析の結果解釈について  【aoki】 2019/12/29(Sun) 22:33

> 自分の結果の解釈が正しいのか

分析法の実際のデータでの分析例,およびその分析結果の記述例,さらにはそれを論文という観点で述べた例も数多くあると思いますので,それらを参照されれば良いかと思います。
ネット上の話ではなく,古典的な手法ではあるが学会誌の参照など,同じ分野の同じテーマでの投稿例は参考になる,ということではなく「参考にすべき」ことだと思います。

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