No.22751 Re: 低値・高値の基準について 【青木繁伸】 2019/06/14(Fri) 21:04
> 他の研究でもホルモン剤内服後のホルモン値が妊娠率に影響するかについての報告がありますが
そのような報告ではどのような分析手法が使われていますか?その分析手法を踏襲することに何らかの困難があるのでしょうか?
どのような分析手法が使われているのか知らない状態ではありますが,私がおすすめできる分析手法は「ホルモン値を独立変数,妊娠の有無を従属変数として,ロジスティック回帰分析」をすれば良いのではないですか?
独立変数としてはホルモン値の他の要因も考慮できますし。
デー タはなるべくもとのまま使うのが原則でしょう。何らかの加工(第1四分位数以下,第3四分位数以上で低値・高値を分けコントロール群と比較し)などを行う と,必ず恣意的ではないか?といわれるのは避けがたいことです。では,といって,別の分類法も使って,別の結果が出たら,どっちが正しいのかといわれる し,いい結果が出たものだけを発表すると,結局は「恣意的だろう」といわれる。
No.22752 Re: 低値・高値の基準について 【H】 2019/06/15(Sat) 01:33
返信ありがとうございます。
他の報告ではホルモン値が100毎に測定してあるものや平均値の低値と高値で評価してあるものがあります。ただそれらでは明確な根拠がないため恣意的になるかと思われます。
投降後にロジスティック回帰を行いましたが有意差を認めませんでした。
低値群で妊娠率が低いため,統計的に評価したいのですが恣意的になってしまいますか。
宜しくお願い致します
No.22753 Re: 低値・高値の基準について 【青木繁伸】 2019/06/15(Sat) 13:15
> 投稿後にロジスティック回帰を行いましたが有意差を認めませんでした
ということなら,仕方ないでしょう。
有意ではないが医学的には意味があるようなら,奥の手で,もう少しデータを増やすとか。
No.22755 Re: 低値・高値の基準について 【H】 2019/06/16(Sun) 11:50
返信ありがとうございます。
有意差なしでデータを出そうと思います。
ありがとうございました。
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