No.22587 Rの代入演算子について  【波音】 2018/08/09(Thu) 12:18

素朴な疑問ですが,ここのところ青木先生が代入演算子を

<-

ではなく,

=

と書かれるようになったのには,何か意味があるのでしょうか?

※書名は忘れましたが = ではなく <- の方がいいと書いてあった記憶があります。

最近になってソースコード表現の定石も変わってきているのでしょうか,,,

No.22588 Re: Rの代入演算子について  【青木繁伸】 2018/08/09(Thu) 15:00

ソースコード表現の定石は変わっていないと思います
「GoogleのRスタイルガイドは,割り当てのために「=」を禁止する」ということもあり,
? "<-" で表示される R のマニュアルでも,The operator <- can be used anywhere, whereas the operator = is only allowed at the top level (e.g., in the complete expression typed at the command prompt) or as one of the subexpressions in a braced list of expressions. とありますので,<- を使うのが妥当であることに変わりありません。

= を使うようになったのは些細な理由からですが,= を使うようになっての感想は,何の不便もなく,タイプ数も(わずか1文字の違いですが)少なく,他の言語を使ってきた経験からも = の方が違和感がないなあというだけです。

公の場では <- を使うようにしたいと思います。

No.22589 Re: Rの代入演算子について  【波音】 2018/08/10(Fri) 12:01

回答ありがとうございます。

私はRが経験年数的には一番長いので <- に慣れてしまっていますが,多言語習得ユーザーとしては(明示的な問題が生じない限り) = でも不都合はなさそうと思います。

※代入演算子とは別に,最近のR使いの方はパイプを多用した記述をされるので,コードを読むのに一苦労することが多いです。

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