No.22485 Re: 2つのグループの比較について 【鈴木 康弘】 2017/11/28(Tue) 07:04
平均値の有意差を出したいなら,各アイデアの平均値でt検定,で良いのではと思いますが。
評定者によってどう違う,と言いたいなら,2要因分散分析でよいと思います。(対応はなくてかまわない。)
No.22487 Re: 2つのグループの比較について 【ゆう】 2017/11/30(Thu) 20:14
鈴木康弘様
さっそくのご返答をいただきまして,ありがとうございます。
返信が遅くなり,恐れ入ります。
t検定でよいとのこと,なんとなくですが違和感があります・・・
例えば,各アイデアの評定の平均値が,10人の評定者から得たものなのか,100人の評定者から得たものかによって,平均値の差の統計的な意味が異なってくるように思うのですが,いかがでしょうか。
うまく説明できなくて申し訳ありません。
なお,評定者による違いについては,検討しなくてよいと考えておりますので,2要因分散分析ではなさそうです。
何度もお手数をおかけして恐れ入りますが,ご教授いただけますと幸いです。
No.22488 Re: 2つのグループの比較について 【青木繁伸】 2017/11/30(Thu) 21:15
> 例えば,各アイデアの評定の平均値が,10人の評定者から得たものなのか,100人の評定者から得たものかによって,平均値の差の統計的な意味が異なってくるように思うのですが,いかがでしょうか。
サンプルサイズを考慮して結論づけるのが「検定」です。
> 評定者による違いについては,検討しなくてよいと考えております
評定者が同じということですか?
なぜ,「検討しなくてよいと考える」のか?
適切な回答を得るには,諸条件を明示されるほうがよいでしょう。
No.22490 Re: 2つのグループの比較について 【ゆう】 2017/12/02(Sat) 13:48
青木先生
返信をいただき,ありがとうございます。
> 適切な回答を得るには,諸条件を明示されるほうがよいでしょう。
失礼いたしました。
評定の状況としては,下記のようになります。
評定者S1が,A1〜B10までの20個についてそれぞれ1〜10点で評定する。
評定者S2も同様に,A1〜B10までの20個についてそれぞれ1〜10点で評定する。
以下すべての評定者で同様。
ですので,「アイデア20個×評定者数」個の評定値が得られることになります。
知りたいのは,A群(A1〜A10)とB群(B1〜B10)の平均値に差があるかどうかです(差がないという帰無仮説を棄却したい)。
なお,A1とB1などに対応はありません(単にA群のアイデア10個,B群のアイデア10個,という感じです)。
私がt検定でイメージしていたのは,A1〜B10のそれぞれについて,各アイデアの評定値の平均値をいったん求めて,そこからA1〜A10の10個,B1〜B10の10個で平均値を比較する,というものでした。
この場合ですと,例えばA1の平均値が10人から得られたものか,100人から得られたものかの情報が落ちてしまいますので,違和感があったのです。
拙い説明で何度もお手数をおかけし,まことに恐れ入ります。
ご教示いただけますと幸いです。
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